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太助から送られてきたメールを頼りにターミナル近くの倉庫まで来た。


「待って!俺ホント知らねーんだって!マジ持ってないから!」


突然違う方向から声が聞こえる。


璢「準備はいい?」


銀「おう。」


ギュッと腹周りに縄を縛り付ける銀兄。あ、決してSMじゃないんで。


「うわァァァァァァァ!!」


死を覚悟した男の叫び声が聞こえる。


ガシン


しかしそれは銀兄によって阻止された。腹に巻かれた縄は上にいる私達が支えている。


「なっ…なんだテメー!?」


銀「なんだチミは、ってか?そーです、私が…」


ゴッ


突然銀兄の上から振ってきて、踏み台にした。


ハ「太助ェェ!!」


太「公子ォォ!!」


璢「銀兄ィィ!?」


あいつら銀兄踏み台にしやがって!!銀兄白目向いてんぞ!!一瞬生死さ迷ってたんだぞォォォォ!!


ハ「もう大丈夫よ!万事屋つれてきたから!アイツら金払えば何でもやってくれんの!」


太「何でもやるっつーかもう何もやれそーにねーぞ。大丈夫なのか?」


あ、銀兄起きた。


銀「…う…う。メス豚が邪魔しやがって。オイ作戦変更だ。連中を残して戦線離脱するぞ!」


神新璢「「「あいあいさ〜〜。」」」


ずるずると銀兄を上へ上げていく。


ハ「あっ!!てめェ何一人で逃げてんの!?」


銀「悪いが豚二匹しょって逃げるなんざ用意しちゃいねェ。ハム子てめーが勝手なマネするからだ!」


ハ「ふざけんな!!パフェ何杯食わせてやったと思ってんだよ!!」


太「キッチリ働けや!!」


そう言って豚二匹は銀兄の足にしがみついた。


当然重力で下にいく。銀兄は上からも下からも引っ張られ最終的には、


メキメキ


銀「うごっ!!はっ…腹がしめつけられ…ぐふっ!!やばいってコレ!出るって!なんか内臓的なものが出るって!!」


神「内臓的なもの?いやだヨそんな銀ちゃん!四六時中そんなの出てたら気を使うヨ!!関係ギクシャクしてしまうヨ!」


新「出るわけねーだろ、そんなもん!」


璢「でも銀兄が危険なことには変わりないよ!!新八、神楽。ここは任せたァァ!!とうっ!!」


新「あっ、ちょっと!!」


私は縄を二人に任せ銀兄のところまで降りていった。


璢「ハム子ォォォ!!早く手を離しなさーい!!」


そう言いながら私はハム子を足蹴りする。隣の銀兄の呻き声は更にひどくなっていく。


ハ「ちょっ…何すんの!マジムカつくんだけどコイツ!!」
 
 
 
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