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新「す…すんません。あのハム子さんの方はその後どーなんですか?」


ハ「アンタフォローにまわってるみたいだけどハム子じゃないから公子だから!」


璢「でも分解したらやっぱりハム子じゃんか。」


ハ「マジムカつく〜。っていうかァ表記も『ハ』のまんまだし〜〜。」


神「いいからその後について話せヨ。」


ハ「麻薬ならもうスッカリやめたわよ。立ち直るのマジ大変でさァ。未だに通院してんの…。もうガリガリ。」


銀「何がガリガリ?心が?」


ハ「痛い目見たしもう懲りたの。でも今度はカレシの方がヤバイ事になってて〜〜。」


新「彼氏?ハム子さんアンタまだ幻覚見えてんじゃないですか!!」


璢「しかもかなりの重傷だよ!きゅ、救急車ァ!!」


ハ「オメーら人を傷つけてそんなに楽しいか!!


コレカレシからのメールなんだけど。」


そう言ってハム子は携帯のメールを見せてくれた。


太助より

件名 マジヤバイ
――――――――――――
マジヤバイんだけどコレ
マジヤバイよ
どれくらいヤバイかって
いうとマジヤバイ


銀「あーホントヤベーな、こりゃ。俺達より病院に行った方が…。」


ハ「頭じゃねーよ!!


実は私のカレシヤクの売人やってたんだけど〜〜、私がクスリから足洗ったのを機に一緒にまっとうに生きようってことになったの〜〜。


けど〜〜深いところまで関わりすぎてたらしくて〜〜辞めさせてもらうどころか〜〜なんかァ組織の連中に狙われだして〜〜。とにかく超ヤバイの〜〜。それでアンタたちに力が借りたくて〜〜。」


璢「なるほどね〜〜。ちなみにィ彼氏ってどんなの〜〜?」


新「璢さん。口調が移ってますよ。」


ハ「こんなのォ。超カッコイイでしょ?ヤバくな〜い?」


璢「あんたの頭の方がやばくな〜い?コイツ超キモいし〜。」


ハ「何コイツ〜?じゃああんた今まで彼氏いたの〜?」


璢「いました〜。こんな奴よりも超超超超超カッコイイですゥ。」


新「いい加減その喋りうぜェよ!!」


銀「…………。」


神「銀ちゃんどうしたアルか?そんな険しい顔して。」


銀「あ?なんでもねーよ。行くぞ。」


そう言って私達は立ち上がった。
 
 
 
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