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璢「じゃ――――ん!!着替えましたァ!!」


暑かったから上着は着ずに袖のシャツを捲り上げて。ズボンは何故か知らないが短パンだった。しかも結構短め。


もしかして女の子用?


近「似合うじゃないか!!なあトシ、総悟!!」


沖「本当でィ。孫にも衣装とはこのことだ。」


璢「言っとくけど私の方が年上だからねー?」


土「………………おら。行くぞ。」


あれ?反応なしなし?つまんないのー。


沖「土方さん、土方さん。」


土「あ゛?」


沖「可愛いんなら素直に言いなせェ。ヘタレ方。


土「総悟ォォォォ!!


土方さんは走り逃げる総悟を全力で追い掛けていった。


璢「あいつらって本当に仲良しだねェ。」


近「だろォ?全く可愛い奴らよ!!」


ガハハハハッと大声で笑う近藤さん。


璢「近藤さんに慕う意味がなんとなくわかる気がするなァ。」


近「ん?なんか言ったか?」


璢「んーん。何にも。


それより止めなくていいの?」


ドカーン


ガキンッ


沖「死ねェェェ土方ァァァ!!


土「おま、ちょ、危ねーだろ!!」


喧嘩は二人だけに留まらず近くの民家までもを巻き込んでいた。


璢「さすがにあれはダメでしょう…。」


真撰組が嫌われるもう一つの理由がわかった璢であった。
 
 
 
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