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山「局長ォォ!!


近「!!どーした山崎!?」


山「目撃情報が。」


土「………。」


あれ?こいつもノースリーブだ。ってことはまさか。


璢達の方向を見ると冷や汗だらだらの璢と目が合った。


璢「で!!目撃情報はどこなの!?」


あ、反らしやがった。まあ山崎だからいいか。


山「あれ!?なんで璢ちゃん!?」


璢「いいから早く答えろよォォ!!」


山「は、はいィィ!!
どうやら姫様はかぶき町に向かったようで!!」


近「かぶき町!?」


土「よりによってタチの悪い…。」


璢「よぉぉぉし!!お前らァ!!いっちょ捜すぞォォォォ!!」


「「「「おぉ!!」」」」


と何人かの隊士が腕を上げ一斉に捜しに走りに行った。


土「なんでお前が隊士を動かしてんのォォォォ!?しかも真撰組の制服持ってんだよ!!」


璢「これ?さっきね、とっつぁんのるりこ?まるこ?を助けたらお礼にってくれた。」


土「とっつぁんんんん!!何軽々しく隊服あげてんだよ!!しかもそれ隊長格ゥゥゥ!!」


璢「え?隊長格なの?やりィ。ちょっと着替えてこよぉ。」


土「やめろ!!」


走り出した璢を止めたく追い掛けるが、それを後ろのやつに止められた。


土「総悟…。」


沖「いいやねェですか。あんな楽しそうなんだから…。」


土「いやいや。実際に楽しそうなのはお前だろ。」


近「総悟の言う通りだぞ、トシ。隊服姿の璢ちゃんが見れるんだ。それでいいじゃないか。」


土「近藤さ――ん。下心見え見えだぞ。」
 
 
 
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