014
( 2 / 6 ) ドゲシ
「あぱァ!!」
獲物を見た瞬間、顔が異常変形した銀兄は獲物を蹴り飛ばし池に返した。
神「あ゛あ゛あ゛あ゛!!夕食ぅぅ!!」
銀「今見たことは忘れろ。いいな…。」
新「…銀さん、今の河童じゃありませんでした?」
璢「え?河童って存在するの?」
銀「んなもんいるわけねーだろ。アレだよ。池に住んでるただのハゲたオッさんさ。」
新「池に住んでる時点でただのオッさんじゃねーよ。」
璢「それにさァ、緑色だったよ。」
銀「それはアレだよ………。アルコール依存症。」
新「アルコールにそんな成分あったら酒なんて誰も飲まんわ!!
ん?」
新八が足元に違和感を感じたらしい。下を見てみると。
「てんめーら、眼鏡われちゃったじゃねーかコノヤロー。 親に電話しろォォォ!!弁償してもらうからなァァ!!」
「ぎゃああああ!!出たァァァ!!」
その叫び声とともに私達は一斉に走り出した。
「逃がさん!!住所と名前を言え!!」
シュルルルルル
アルコール依存症オッさんの下が私達の足元を捕まえる。
「むごォォォォ!!」
ドシャ
足が絡まりその場で盛大にコケてしまった。 [ ← ] [ もどる ] [ → ] |
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