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銀「なんですかコレは?アート?」


妙「私卵焼きしかつくれないの〜。」


重箱の中には黒い物体しか入っていなかった。


銀「"卵焼き"じゃねーだろコレは。"焼けた卵"だよ。」


妙「卵が焼けていればそれがどんな状態だろーと卵焼きよ。」


璢「違うよ。コレは卵焼きじゃなくてかわいそうな卵だよ。」


妙「いいから男はだまって食えや!!」


ガパン


妙さんは"かわいそうな卵"を掴み、銀兄の口の中に入れた。ってか白目向いてるし。やばくない?いや。やばいのは私らか。


食べないと殺される...!!


神「これを食べないと私は死ぬんだ…。これを食べないと私は死ぬんだ…。」


璢「これは卵焼き。黄色い卵焼き。卵焼き…。うぷっ。」


私と神楽は目をつぶり自分自身に暗示をかけながらダークマターを食していく。


新「暗示かけてまで食わんでいいわ!!止めときなって!僕のように目が悪くなるよ!!」


璢「え?そうなの?」


だからメガネなのか?だからダメガネなのか?


「ガハハハ。全くしょーがない奴等だな。どれ、俺が食べてやるからこのタッパーに入れておきなさい。」


「「「「「…………。」」」」」


神楽と新八の間に座っていたのは真撰組局長の近藤勲ことゴリラがいた。


妙「何レギュラーみたいな顔して座ってんだゴリラァァ!!どっからわいて出た!!」


ドパン


近「たぱァ!!」


妙さんの攻撃を喰らうゴリラ。妙さんは容赦なくゴリラに馬乗りし殴り続けた。


銀「オイオイ。まだストーカー被害にあってたのか。町奉行に相談した方がいいって。」


新「いや。あの人が警察らしーんスよ。」


璢「世も末じゃん。」


「悪かったな。」


ん?頭上から嫌な声が…。


 
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