舞台やばば…!
29日に、刀剣乱舞の舞台を観てきました!! 自分が演劇をしていた人間なので、観劇は何度かしているのですが、2.5次元は初めてでした。 一言で言えるのは「やばい」でした。 正直ゲームのイメージとかあるしなと思っていたのですが、想像以上でした。 見終わった頃には、一緒に行った友人とやばいしか言えなくなってました。 以下感想です。
主役が陸奥守吉行というのはでかいですね。 小説を読んでる方は知っての通り、私の初期刀は彼なので。 内容も、文久土佐藩になぞらえたものなので、陸奥の成長と葛藤がとてもよく描かれていました。 興奮を呼ぶのは、やはり回想や戦闘ボイスなどゲームの台詞を使ってくれるところですよね! ゲームの台詞に気づく度に、嬉しくなりました。 南海先生が罠を作る場面では「罠に頼りすぎではないかね?」と言うのですが、私は当時ボスに追い付けるということを知らず、マスを罠だらけにしていたので言われたな…と思ってしまったりもしましたw 基本的にはシリアスめなのですが、コミカルな場面はしっかりコミカルでそこもとても面白かったです。 ネタバレになってしまうのですが、私が観た回では鶴丸が大暴走していましたw ロートの目薬ネタをぶっこんできたり、二部の南海先生たちとの罠作りの場面では、拾ってきた遡行軍の死体を使って肥前君に人生相談をしていました。 「死にかけの私でも保険に入れますか?」 「あだ名をつけてください」 とw 振られた肥前君の「てめぇ!!」が本気で「何振ってくれてんだこの野郎」に聞こえましたw 南海先生なんかは、耐えられずに客席に背を向けて震えていましたw 基本的に鶴丸のどんなおふざけもスルッと流していた南海先生が、負けていましたw 私も笑いました。 そんな風に笑いもありながらも、きっちりシリアスは締めてくるのでかっこよさも倍増でした。 正直、陸奥以外は深く考えずに最初は観ていたのですが、最終的に誰が一番かっこよかったかと聞かれると父と答えますね。 いや、本当に油断してました。 ゲームでも、流し作業のように育成していた父は、花丸のふざけ気味の印象も強かったのでやられました。 俳優さんが本当にすごくて、優美でゆったりとした小烏丸の動きをしっかり再現してくれているんですよね。 話し方もまさに父で、穏やかに緩やかに話すんです。 それなのに!!! いざ殺陣になったらクソ低い声で一言「壊す」。 いや、惚れますよねー!!!! ギャップすごすぎてかっこよかったです。 特に鶴丸と二振りで"密命"を受けているので、鳥コンビ一緒にいるときだけまたキリッとしたりしていて余計に。 ずるかったです。 父にも惚れたんですが、以蔵にも心震わせられました。 人斬りの異名を持つ自分の生き方に苦しむ姿は、肥前君が出演しているのもあるのでかなりピックアップされるのですが、彼の葛藤と優しさ、日本を良くしたい思いと絡まってより深く苦しみが描かれていました。 ストーリー全体を通して思ったことなのですが、ゲームでは描かない部分…歴史の人と関わり歴史を守っているという事実…を観ているとゲームでは流してしまう所ですが、実際はこのように守っているかも知れないのだよなと思います。 そして、それは刀剣男士には時として葛藤と苦しみを与えるんですよね。 そんな戦場に送り出す審神者は中々鬼だなと。 そして歴史を守る、変えるという事はとても重く、深いテーマを扱っているのだなと実感しました。 ゲームやアニメだけではなく、こういった部分で新たな刀剣乱舞の素晴らしさに気づけて良い体験だったと思いました。 しかし、最終的にはオタクらしく推しが良かったが全てでした。 はい。 DVD予約待ったなしでした。 何なら初回作から観ようと思うので、ポチリましたよね。
刀剣乱舞のシリアスな部分に気づくことは出来ましたが、当サイトの刀剣ネタは相変わらず弛く話を作っていくと思うので、それはそれで楽しんでいただければと思います。
舞台また観たいです。
|