作品裏話C
いや、これは裏話でも何でもないような気もするんですが… よくよく考えてみると、連載している『愛しい我が弟に送る』(以下、ブラコン兄)と『風と古書』(以下、古書)は全くもって作風で言えば逆なんですよね。 ブラコン兄は、エースの死を京永自身が認めたくないが故に始まった連載です。 エース奪還話なので確実なる原作崩壊小説になります。 話も京永の思うように進ませるために、師匠と特訓したりと完全に原作を大きくずらすような設定とストーリーが盛りだくさんです。 一方で、古書の方は原作沿いで完全に原作を守って進められます。 台詞や、一話の進み具合は全て原作がベースであり原作を第一に考えてあります。 ので、主の台詞や存在が原作にヒビを入れないようにとされています。 これだけで見てもなんて真逆な小説たちなんだろうと思います。 京永も思います。 しかし、これはある意味で京永の原作へ対する本心になるのです。 エースの死を認められないのも事実。 しかし、夢小説を書いている身とはいえ原作を愛しリスペクトしているのも事実なのです。
この二つのお話は京永の思いの現れの形なんだなと思って読んでみてください(^^)
いや、まあだから何だよなんですが……
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