「お急ぎください。汽車がまいりました」
「でええっ!?これに乗るんですか!」
任務のときの恒例、飛び乗り列車をするために僕達は走っていた。
ダンッ!
「かっこ悪……」
飛び乗り列車をすると僕以外は列車にへばりついていた。
(ゆ、悠然と立ってるー!?)
モヤシの表情から考えが伝わってくる……。
「困りますお客様!」
列車の中に入ればまたもや恒例の駅員さんの"困ります。"もうこの繰り返しで飽きた……。
「眠い……」
任務中に寝ないように列車内で寝よう……。
そう思った。
狼娘物語
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