「いやーごめんね。徹夜明けだったもんんでね」


呼び出しといて自分が寝るのは失礼極まりない……。



「任務」


大勢の空間にいるのが面倒になったので、単語だけ発してコムイに告げた。



「あははー、炎狼ちゃんはせっかちさんだねー。今回は三人で行ってもらうよ」



途端に神田ユウとアレン・ウォーカーが嫌そうな顔をした。




「え、何ナニ?もう仲悪くなったのキミら?でも、ワガママは聞かないよ」



そういうと、真剣な顔をして今回の任務の説明をしだした……。



「……」


「炎狼ちゃん何か言いたいことありそうな顔してるねー」


「三人の必要性は……?」



この程度の任務なら僕一人でも十分なのに……



「アレン君の初任務だから保険だよ♪」


「それなら神田ユウだけで十分……」


「炎狼ちゃんはいい加減コミュニケーションをとろうねー♪」



「……意味不明」



それだけ言うと、僕は立ち上がってその場から離れた。



「面倒……」


任務にいくために地下水路へ向かった。




狼娘物語



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