黙って僕に従え糞犬B※/玲+京流
腹立つ。
イライラする。
るきが、るきのメンバーであるれいたの股間に顔を埋めて。
僕が言うた通りイカせようと頑張っとるんを目の前に、腹ん中ではぐるぐると黒いモンが渦巻く。
やけに反抗的やったるきは、もうすっかり大人しくなって僕の言う事を聞くようになって。
それはそれで腹立つんやけど。
戸惑いと快感が入り交じった目で、るきと僕を交互に見やるれいた。
るきが多分、一番仲えぇメンバー。
よく見かけるし、話に出て来るのが多い。
だからって何で僕が配慮したらなアカンの。
そんなに大事なんやったら、僕も僕なりに大事にしたるわ。
ホンマは誰にも見せたくないけど。
披露したるよ、一番見られたくない相手に、見られたくない所を。
るきが本気を出したら、素面やったらイカせられたかもしれんけど。
今日僕がめちゃくちゃ飲ませたから、3分なんて絶対無理な時間。
従順に四つん這いになって、必死にれいたのを舐めるるきはいつもと違った光景で。
もっと虐めたい。
僕の支配下で無ければ、絶対許せない事。
手にしたローションを掌に出して、四つん這いで晒されたるきの穴に液体を塗り付けるように撫でた後。
ゆっくりと中指を埋め込んでいく。
「…んン…ッ」
るきの腰がビクッと震えて、反射的に指を締め付けた。
片手で煙草を持って煙を吐き出して。
ナカを掻き回して大丈夫やろから2本目の指を入れる。
ぐちぐちとローションが音を立てて、るきがくぐもった矯声を漏らした。
「るき、これから何されると思うー?」
「……っ」
「なぁ、素っ裸のお前と、男2人」
「……ッゃ、」
「なに、されたい?」
「…っ、ゃだ…ッ、あ…ぁ…!」
「れいた君イカしたらな可哀想やろー?突っ込まれたいんやったら別やけど」
「…ッ、ふ…」
涙目で振り向いたるきが首を振って、僕の言葉にまたれいた自身を咥え込む。
指を3本に増やしてナカを広げるように指を動かす。
るきの腰が揺れて、僕の指を締め付けた。
当たり前に上からも下からもってるきにやらした事無いから。
るきは下半身の刺激だけに集中出来んで口を動かすけど上手く出来へんみたいで。
「……京さん、ルキ触ってもいいですか」
「何処」
「顔、と頭です」
「えぇよ」
沈黙しとったれいたが顔を上げてこっちを向いて来た。
でももうその顔には戸惑いとか、そんなんは吹っ切れた顔しとって。
ようやく気付いたん。
乗って来た方が賢明やって事に。
短くなった煙草をテーブルの上の灰皿に捨てて。
また2人に向き直る。
「ん"ン…っ!!」
ぐりっとナカの指を回すとるきの身体は大きく震えて。
四つん這いの格好を維持するのもしんどそう。
すると、上半身に着とったジャージを脱いで、Tシャツ姿になったれいたがるきの両頬を包んで話し掛ける。
「ルキ、ルキ」
「…ッん…」
「ちょっと苦しくなっけど、我慢してもらってい?」
「……っ…」
るきの表情はこっちから見えんかったけど、微かに頷いたのはわかった。
優しい声で。
優しく言うとるけど、その言葉の意味は残酷と優しさ。
すると、れいたはるきの頭を掴んで、ゆっくりと腰を動かしていく。
ルキのサイドの髪を掻き上げて、少し顔を覗く姿。
優しく髪をすいても、やっとる事は自分の快感を求めるに特化した行為で。
合理的。
れいたはるきの様子に見るに見かねての策なんやろけど、なかなか出来る事では無いわな、この状況で。
れいたは多分こっち側の匂いがするから。
まぁ、るきはイラマも出来るし大丈夫やろ。
僕もるきのナカを刺激する指を4本に増やして、穴を拡げていく。
断片的にるきの籠った声が聞こえて来て、顔が見えへんのが惜しい。
まぁ、あんな風にされたら苦しいやろけど。
何度も何度も、れいたがるきの咥内に自身を穿つのを見ながら、そう考える。
指の角度を変えながら、るきの好きな所を指の腹で刺激してやると、あからさまに身体が跳ねた。
同じ所を責め立てると抵抗出来ん状態のるきはされるがまま。
るきの身体に力が入って僕の指をぎゅぅっと締め付ける。
もうイきそうな時の、るきの身体。
構わずに手を動かすと、るきの身体がビクッと跳ね上がって、くぐもった声を出しながら床に敷いたラグの上に精液を吐き出した。
「ははッ、お前イッたんか。こんな事されて」
「ふッ、」
「このドM」
「……っ」
「っ、ルキ、俺もイくから…!」
「んン…っ!!」
れいたの、るきの頭を掴む手に力が入って息を飲む。
れいたがイったんがわかった。
「…あー…」
はぁ、と大きい息を吐いて、れいたが身体をソファに沈めた。
るきのローションにまみれた穴から指を引き抜く。
ビクビクと痙攣しとる腰は、力無くへたり込んだ。
「飲むな。見せろ」
「……」
そう言うと、るきはれいた自身から唇を離してゆっくりこっちに向き直ると、座ったまま顔を上げて僕の方へと口を開けた。
ドロドロにるきの舌に絡み付く僕のじゃない白濁。
涙の跡と涎と、酷い顔のるき。
かわえぇなぁ。
「飲み込め」
「ん…っ」
るきの顎を掴んでそう言うと、るきは喉を鳴らしてソレを飲み込んで。
もう一度、口を開けて見せた。
「えぇ子」
「……京さん…」
僕がそう言うと、るきは安心したように表情を緩ませた。
ソファを見やると、息を整えとったれいたが背もたれに背中を預けて。
そんなるきを見て複雑そうな顔をしとった。
よく調教されたるき。
メンバーも知らんやろ。
こんなるきの姿。
僕のお気に入り。
見せてやる事を、有り難いと思え。
「お前まだ勃たせられるやろ」
「…え?」
「京さん…!?」
るきの腕を掴んで、無造作にソファの上に転がせる。
頭をれいたの片足、太股に乗せる感じで仰向けにさせると、るきは吃驚して身体を起こそうとするけど。
僕もソファに乗り上げてるきの足の間に身体を割り込ませて阻止する。
邪魔なTシャツを脱いで、床に捨てたらるきの泣きそうな表情。
ソレを見ると背中がゾクゾクする。
自然と、自分の口元が笑みを作る。
「休憩する時間やるから、次も勃たせろや、れいた君」
「は…!?え、ちょ…ッ」
「やだ…っ、やめて、や…ッ京さん…!!」
「暴れんなウザい」
「……っ、お願い…、ベッドで…!」
「アカン」
誰がそれで終わるなんて言うた?
自分の上にあるれいたの顔と、僕の顔を見て。
手を伸ばして首を振るるき。
そんなんで、止めてやる事なんか無いけど。
存分に踊れ。
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