るきA※/京流
るきが寝室に行く中、テーブルにあるモンが目についてソレを持って後に続く。
薄暗い寝室の中、るきと共にベッドに上がって、サイドテーブルにソレを置く。
るきが、僕に押し倒されながら、不思議そうな顔で見上げて来た。
「京さん、今食べるんですか…?」
「んー?るきのケーキなんやから、食べるんはるきやろ?」
「え、」
綺麗にされたシーツの上、るきに噛み付く様にキスをしながらるきのスウェットを脱がしていく。
脱がされ慣れたるきやから、すぐに全裸にされて欲に火が点いた目で僕を見上げて来る。
自分の服も脱いで、るきに覆い被さってキスを繰り返すと、るきの腕が首に回って足が絡まる。
「ん…ッ、ん」
鼻にかかったわざとらしい声を出するきの身体を撫でる。
ピクッと反応するるきの身体。
つーか、しがみつかれたら動きにくい。
るきの腕を振りほどいて、片手で一つにまとめてベッドに押し付ける。
「ッあ、京さん、」
「なーに」
「ん…っ」
抵抗出来ひん様にして、首筋に強く吸い付いてから、指でるきの乳首を引っ掻くと身体の下でビクッと跳ねる。
もうヤリ慣れたるきとの行為。
全身を僕に預けて快感を享受しようとするるきは、浅ましくて可愛い。
ローションを指に絡めて、るきの穴に1本捩じ込む。
拡げる様に回しながら指を抜き差しすると、るきの喘ぎ声が部屋中に響いた。
指を増やして、更に中を引っ掻き回しながらるきの乳首を舐め上げて歯を立てると押し付ける様に仰け反り、高い矯声を上げる。
「あっ、ぁ、京さん気持ちイィ…!」
「そうやろな、こんな固くしとるし」
「ん…っ」
乳首に噛み付くと、中が反応して指を締め付けて来て。
指が3本まで入ると、そろそろえぇか、と中から指を引き抜く。
中の刺激が無くなったからか、るきが物欲しそうな顔で僕を見上げて来た。
「ほな、ちゃんと食べよか、るき」
「…っえ?」
「足開け」
「な、に、京さ…っ」
「お前の為にメンバーが作ってくれたんやから、残したらアカンやろ?」
熱に浮かされて、荒い呼吸を繰り返するきが濡れた目をこっちに向けて。
そんなるきを、見下ろしながらサイドテーブルに置いたるきのメンバーが作ったケーキの上に乗った苺を手に取る。
「え!?待って、待って京さん…!」
「大人しくしぃや」
ローションでドロドロになった秘部に苺を押し付けると、るきが驚いた顔をして身体を起こそうとする前に苺を突っ込んでやる。
異物挿入に慣れとるソコは、簡単に入り込んだ。
「あッ、や、やだ…!京さん抜い、抜いて下さ…!!」
「煩い」
「ひ…ッ」
「全部食ったらな、可哀想やろ?」
「明日っ、明日食べますから…っ、ぁ!」
「ナマモノなんやから、早よ食えや」
「あぁあ…ッ」
「は、よう食えるやん」
身を捩ろうとするるきの片足を掴んで開かせてケーキの上に乗った苺を2個目、3個目と挿入していく。
泣きそうな顔で喘ぐるきを見下ろして笑う。
嫌がる割には勃っとるままやし、こんなんも好きなんかコイツ。
さすがドMの淫乱。
何個か苺を入れて、そのまま中を掻き混ぜる様に指を動かすとグチャグチャと苺が潰れる音が響いた。
指で責め立てながら、るきの顔を覗き込んで見下ろす。
「るーき、美味しい?」
「は、ぁ、苦し…ッ」
「あ?僕が食わしたったのに、何」
「ゆ、許し…!」
「うわ、血ぃ出とるみたい」
指を引き抜くと、潰れた苺とローションが指に絡まってて。
中からシーツに赤い液体が垂れる。
今は滅多に出血する事も無いし、随分穏やかにセックスする様になったな、と思う様になったんは。
コイツの年齢が重なって、同時に僕も歳を取ったからやろか。
ベルトを外して、自分自身を取り出して。
そんな事を思いながら、るきの足の間に入って、足を抱え直す。
「ッ、あ、京さ、待って…!」
「は?苺溢すなよお前」
まだ何か抵抗しようとしとるるき。
ホンマ我儘な奴やな。
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