それぞれの1122A※/京流
テレビの音声が聞こえる中で、硬くなった京さんのをくわえて丁寧にしゃぶる。
唾液を絡ませて水音を立てながら頭を前後させる。
京さんの手が、俺の髪に差し込まれて。
上目で京さんを見上げながら喉奥まで京さんのをくわえ込む。
慣れた行為でも苦しくて息が出来なくて、京さんに呼吸さえも支配されてる感覚になって堪らない。
大好き。
冷めた目で見下ろされるとゾクゾクする。
舌を絡めて何度も喉奥へと京さん自身を愛撫してると。
自分でもわかる位、勃ち上がってる俺自身に手を伸ばしてソレをしごく。
「…何や、チンコしゃぶって勃たしとんか、変態」
「んン…っ」
「は、そんな大好きなんやねー?」
「ン"…!」
京さんが笑って、俺の髪を後ろに引っ張って自身から口から離れてしまう。
溢れた唾液が飲み込め無くて、口の端から溢しながら糸を引く。
すがり付く様に京さんの竿に唇を寄せて舐めると、またギリッと髪を強く掴まれ痛みに顔を歪ませる。
結構、追い込む様に京さんの好きな癖を総動員してやってんのに、余裕で笑う京さん。
「そんなチンコ好きなら、ハッテン場でも行って来たら?るき」
「…京さんの…ッ」
「喋っとる暇あったら舐めろや。そんなんやったらイかへんで」
「……っ」
京さんのじゃなきゃ、嫌なの、わかってる癖に。
また口に突っ込まれて、歯を立てない様に吸い付きながら奥までくわえ込んでいく。
また、京さんのを愛撫すると同時に自身に手を掛けると、京さんの手が俺の頭を撫でて来た。
「るきー、ローションあるん?」
「ん…ッ」
寝室にはあるけど、リビングには置いて無かったから微かに首を振る。
そしたら、京さんが眉を寄せて俺を見下ろした。
「自分からけしかけといて何やねん。あぁ、るき痛いん好きやから、慣らしいらんの?」
「ち、が…ッ」
「あー、風呂で処理ヤッたんか。お前スキモノやもんな」
「……っ、」
「図星か。いつから犯されるん考えとったん?」
「や…ッ」
「嫌ちゃうやろ今更カマトトぶっても何も可愛ないわ」
だって。
何となく、今日はそんな気分だったから。
ライブ後の高揚か、世間で取り沙汰される語録合わせのただの日の所為か。
京さんと暮らしてく中で、慣れた下準備位、してもいいじゃん。
いつもそんなあからさまな事言われ無いから、恥ずかしい。
自分が浅ましい事をしている様で。
「脱げや、全部。そんでソファの上で足開け」
「…ぁ、」
勃ち上がった京さん自身から口が離され、京さんにそう言われて着ていた部屋着をもどかしげに脱ぎ去る。
京さんが見てる中、ソファに上がって自ら足を開いていく。
勃ち上がった俺自身も、京さんの眼下に晒される形で。
「見えへんのやけど。お前やる気あるん」
「ごめ、なさ…ッ」
京さんの手が俺の膝を掴んで、自分でやるよりも更に足を開かされた。
足の間に入った京さんの身体に、もう条件反射と言っていい程、後ろが疼く。
「るき、こっち見」
「京、さ…」
京さんの顔を見上げると、真っ直ぐ俺を見下ろして。
後ろに当たる感覚に、自分の顔色が変わるのがわかって。
それを見て京さんは笑った。
「ま、待って…!京さ、自分で慣らしますから…ッ」
「知らん」
「あッ――あぁあぁ…!!」
「きっつ…お前緩めろや」
「ひ…っぁ!…ア!」
いくら風呂で慣らして、受け入れんのに慣れてるとは言え。
一気に来た衝撃に身体を反らして耐える。
本当に、京さんは自分勝手過ぎる。
だから、最高。
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