俺の弱点@※/敏京




「ッあ、あか、アカンて…っ敏弥…!」
「なぁにがヤなの?ビンビンだよ、京君の」
「っは…、」
「かーわいい」


真っ昼間から明るい中、ソファの上で行為に没頭。

俺の感じる所を見つけた京君は、嬉々として耳を責めて来たけど。

もーやだ。
ホント耳弱いんだって。

ヤるつもりなかったのにその気になっちゃって。


…京君に拘束されんのは興奮したけど。


でも今日は絶対責めさしてやんねー。


そう思って、ソファの上で全裸にした京君の足を開かせて胸元に膝がつくまで折り曲げさせて。
床に膝ついて丸見えになった京君の秘部に舌を這わせる。


京君は刺激に何度も身体をビクつかせて身を捩るけど逃がさない。

何個も残した鬱血痕がついた内太股が与えられる事に反応して震える。


そんな反応が凄く可愛い。


唾液まみれにして、わざと音を立てて舐めたり吸い付いたりすると。
秘部が誘う様にヒクつく。


「ぁ…っ、とし、も、やァ…ッ」
「嫌じゃない」
「も、今日っしつこい…!」
「気持ちぃのしてるだけだろ」
「ん…っあ、気持ちぇ…!」


秘部からゆっくりと舌を這わせて、ガン勃ちしてる京君自身の竿を舐め上げる。


先走りが溢れる先端に吸い付いて、口を開けて京君自身を咥え込む。
喉奥まで咥えて、キツく吸い付きながら頭を動かすと。

京君の指が俺の髪に差し込まれてぎゅっと掴まれた。


唾液を絡めてぐちゅぐちゅ音を立てながら中で舌を動かして愛撫する。

京君に気持ち良くなって貰うのが大好き。


さっきまで舐めてた秘部の入り口を指で撫でる。
柔らかくなってるそこに中指をゆっくりと埋め込むと、口の中の京君自身が更に固くなった。


根本まで埋め込んだ指を柔らかい靡肉が締め付けて来て。
解す様に、緩く抜き差ししながら京君自身を舐め回す。


「ッあ、ぁ、もっと…っ」
「気持ちぃ?」
「ん…っ、気持ちぇえ…ッとし…!!」
「あ、また溢れて来たね」
「あァ…っ」


舌を尖らせて鈴口をグリグリ刺激して。
それと同時に中をぐちぐちと掻き回す。


反応がイイ京君に楽しくなって来て。
ぐりゅっと指を回して靡肉を刺激する。


それに顕著に喘ぐ京君は可愛い。


気持ちイイ事が大好きで、受け身でも快感を見い出して拓いていった身体。

俺と一緒に。


あぁ、ホント可愛いな。


指を2本挿入して、中を弄って一番感じる前立腺を探し当てる。


「うぁ…ッ!?あっ、あ…!としっ、あか、イくって、も…!」
「んン…っ」


イかせる為に、重点的にそこばっか引っ掻く様に指を抜き差しして。
吸い付きながら頭を上下に動かして自身を扱くと。

京君は俺の髪をキツく掴んで。


ちょっと京君の顔を見ると、目を瞑って悶えてて。


リズミカルに前立腺を押すとグンッと口の中のが大きくなる。

もうすぐイきそうだな。


そう思って中を掻き混ぜながら喉奥まで咥え込んで吸い付きながら頭を動かす、と。


「ッ、敏弥…!も、イくっ、イく…!」
「…っん」


京君の腰が上がって、痙攣しながら俺の口の中に精液を吐き出した。

生温かい粘着質な精液を飲み込みながら残りも吸い付いて。

ゆっくり指を引き抜いて、丁寧に自身を舐める。


「っはぁ…は、」


京君の身体から力が抜けて、俺の髪を掴んでた指が離れる。

顔を上げて濡れた口元を手の甲で拭った。


一回イって荒く息を吐きながらも、京君は熱っぽく俺を見て来て。


イって脱力した身体。
でもまた、俺に見せつける様にゆっくりと足を開いてく。


「なぁ、敏弥挿れて。もっと気持ちえぇのしよーやぁ」
「ちょーエロいね京君」


気持ちイイ事大好きだもんね、京君。

そう言う風に色気振り撒いて誘って来て。

でも今日はまだお預け。


俺も早く挿れたいけど。


「はい、ころーんしてねー?」
「っえ、とし…?」


期待して見上げる京君に、にっこりと笑いかけて。

ソファの上で、京君の身体を引っくり返す。


自分もソファに乗り上げて京君の両手首をソファに拘束しながら。
覆い被さる様にしてうなじにキスをする。


京君の身体はそれだけで震える。


ねちっこく愛撫した身体は、覚えた快感を欲しがって。
でも今日は京君が俺に意地悪したから、簡単に欲しいのあげない。


「京君は何処が感じるのかなー?」
「ッあ、ぁ、早よぉ…!」
「まだダーメ」
「敏弥…っ」


手首を拘束して伸し掛かってるから京君は身動きが取れない。

上半身だけ脱いだ俺の身体と京君の身体が密着して熱い。


俺のは勃ったままで、布越しに京君のお尻に押し付けると。
京君も誘う様に声を漏らす。


うなじから首筋、耳へと舌を這わせると俺の下にある身体は震える。


「…ッ、んゃ…ぁっ!」
「あ、京君は全身感じちゃうよね。淫乱だもん」
「違…っ」
「違わないでしょ?」


身体を起こして、背中に吸い付いて時々甘噛みする。
京君はビクビク身体を痙攣させて反らせる。


ソファに額擦り付けて涙目で俺を睨み付けて来た。


「も…っ、何なんお前ッ、ムカつく…!」
「さっきのお返し」
「ッ、あ…!」


京君はセックスする時、主導権握るのが好きで。

そんな京君に犯されてる状況も楽しくて大好きだけど。


今の快感を享受するしかない状態の京君も好き。


たまにはいいでしょ。
どんな京君でも興奮するし、好きなんだもん。




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