難読難意用語集 人名編 <式神>



●蒼龍(そうりゅう)

精霊界の管理人の役目も負う、四本爪の蒼い竜。人形では若い青年の姿をしている。地の力を操る。ちなみに、四神の青竜とは別。



●紅麟(こうりん)

神獣としては高位の力を持つ紅麒麟(きりん)の娘。人形では幼い少女の姿をしている。風の力を操る。公家言葉を喋るおかげで口調が年寄りくさいが、性格はかなり幼い。



●鳳佳(ほうか)

神獣としては高位の力を持つ鳳凰(ほうおう)の少年。人形では十代前半ほどの少年の姿をしている。炎の力を操る。歯に衣着せぬ物言いが玉に瑕。ヤンチャ少年を地で行く。



●蛟(みずち)

神獣としては中位の力を持つ蛟(みずち)の一人。人形では蒼龍と同じ年代の青年の姿をしている。水の力を操るので、個人的には力の強い部類に入るらしい。個人名を持たない(理由は本編参照)せいで、存在の価値を与えられていない(現代版では克服済みです)。外見に似合わず年寄りじみたしわがれ声をしている。



●烏天狗(からすてんぐ)

カラスのくちばしと翼を持つ、身長約1メートルほどの小柄な天狗。五十八匹で常に行動している。一つ(ひとつ)、右翼(うよく)、左翼(さよく)、前(ぜん)、後(こう)の五匹で管理統率している。本来は帝釈天に仕える由緒正しい天狗である。



●植物霊

藤香(ふじか)、葵(あおい)、橘(たちばな)、橙(だいだい)、紫苑(しおん)。元は京都の一条戻り橋に留まっていた安倍晴明の式だったらしい。





[ 252/253 ]

[*prev] [next#]

[mokuji]

[しおりを挟む]


戻る



Copyright(C) 2004-2017 KYMDREAM All Rights Reserved
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -