(仁王side)
「メアド聞けばよかった、なんて 俺がゆうと嵐でも来るんかのぉ」
「なぁ、ゆきむら?」
「なんだ、バレてたの」
「当たり前じゃき」
詐欺師の恋は
詐欺にしなきゃならんのか
「桜の花弁を見つめる姿に 惚れたなんて お前さん以外には言えんナリ」
「ちょっかい出していい?」
「…好きにしんしゃい」
「でも、二人を守ってあげる」
強い味方ができた
真田なら 恋にうつつを抜かすなど たるんどる!! とか言うんじゃろうなぁ
「真田なら言いそうだね…」
「読むんじゃなか」
「何か言った?」
無視して
あいつの忘れていった
苺ラテに口を付けた、
(仁王side end)
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