夏休み終了2日前


今日と明日で楽しかった夏休みが終わる
明後日、また私とリリーは特急に乗って
ホグワーツ魔法魔術学校へ…
そして学年がひとつ上がり、二年生になる

学校に戻るわくわく感は去年のはじめて
ホグワーツを訪れるわくわく感と変わらない
それほど私は魔法とホグワーツが好きだ


「エリー、リリー。用意は出来たの?」
『「出来たわ、ママ!」』


今日はママ、パパ、ペチュニアと
学校に行くのに必要な物を買いに行く
今日から明後日までは漏れ鍋に泊まるの!


「私も行かないといけないの?」
「ペチュニア、昨日約束したでしょう?」
「だって…私には関係ないし…」
「もうすぐ当分会えなくなるんだ。
 今の内にたくさん話しておきなさい」
「はい…パパ…」


ペチュニアは自分に魔力がないのを気にして
やっぱり魔法関連に近寄ろうとはしない
私とリリーからも遠ざかってるようで
私たちは本当に寂しく思っているのに…



私たち五人はまず本屋に行った
必要な教科書を買う。
二人分となれば出費も大きいが、パパは少しお金持ちだから
教科書が買えない、なんてことはない。
それに最悪コピーでもいいし(笑)
だって一回読めば全て頭の中に入るんだもの


「ペチュニア、行きたい所はある?」
「別に…どこにも…眠たいわ」
「ねぇ、ペチュニア。ジェラートを食べない?」
「ジェラート…?」
『凄く美味しいのよ!』
「……食べたいわ」


家族五人でジェラートを食べる
みんなで一口交換もして色んな味を食べた
やっぱり私はレモンが好きっ、ふふ
パチパチのラムネが入ってるのも好きだけど
ジェラートでそれはあまりないから(笑)


その日は少し早めに帰って
次の日の遊びに備えて眠りについた




[ 21/216 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]