戦国無双短編 | ナノ ×♪
「はっ、あ…も、とちか…さまぁ…」
「…好きだ、紅蓮」
「っあ、んんっ!」
先程見つけた弱い箇所を攻め、睦言を紡ぐ。
それにより、紅蓮の喘ぎは更に高くなった。
「っあ、あ、ふっ…う、ん…あああ…っ」
「っ、紅蓮、紅蓮」
何度も名を呼び、何度も突き上げる。
「も、むり…っやあ!」
「っ!」
限界の訪れた紅蓮に締め付けられ、元親は中で射精した。
そして紅蓮は意識を手放した。
「……紅蓮」
「………」
「紅蓮」
「………」
「何をそんなに怒っている」
「…何で、中で出したんですか」
どうやら妊娠を恐れているらしい。
紅蓮は武人。
戦場が彼女の生きる場所だったのだ。
「…ややが出来たなら、産めばいい」
「そんなこと、簡単に言わないで下さいよ」
「お前ごと、俺が面倒見てやる。一生な」
紅蓮は頬を染め、元親の胸に顔を押し付けた。
そんな彼女が愛おしくて、元親は数刻の間、離してくれなかったとか。
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