戦国無双短編 | ナノ
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「ふっ…」
「やぁ、っん…あぁぁ!」
秘部に指を一本入れると、紅蓮が痛そうに苦渋の表情になる。
「いた…いっ、いたいよぉ」
涙を浮かべ、紅蓮は頻りに頭を振って元親に訴える。
「我慢しろ、直ぐに良くなる」
「やぁっ、むり…った…いたい、やっ…怖い!」
「…怖い…?」
何に対して怖いのか?
純潔――処女を失うのが怖いのだろうか…?
「手…外して…」
眉を八の字に、紅蓮は必死に懇願する。
元親は、紅蓮が何を怖がったのかが分かった。
「すまなかった」
元親は紅蓮の腕を解放し、その手を握った。
「ふぇっ…ぅ…っ」
「…紅蓮。泣くな、紅蓮」
頭を撫で、優しく紅蓮の名を呼ぶ。
すると、紅蓮は元親の首に腕を回した。
紅蓮は、縋るものがなくて、怖がったのだ。
「…紅蓮、逃げはしないのか?」
「…っ、う…」
「紅蓮、俺は…自惚れてもいいのか?」
「…すき……元親さまが、好き…」
「紅蓮…」
元親は紅蓮を抱きしめた。
「すまない。痛かったろう…」
紅蓮の真っ赤になった細い手首に口づける。
「…ね」
「どうした?」
顔を赤くし、紅蓮は元親に小さく言った。
「優しく……」
「ふっ、上等」
「…ふ、ぅ…んっ!」
紅蓮の首筋に、所有の証である、赤い花びらをつけた。
「…少し、我慢しろ」
「んっ…ふ、ぁぁ」
再び秘部に指を入れ、抜き差しする。
膣内を刺激し、ゆっくりと解かしていく。
「んっ、ふぁぁ!」
とある一点を突くと、紅蓮は身じろぎして一層甲高い声で喘いだ。
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