戦国無双短編 | ナノ
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「…だって、あの人にはれっきとした正妻がいるし、身分違うし…」
「………」
「だから、俺は諦めが着くまで…」
何故か、イライラする。
話をしている時の紅蓮は、とても辛そうに見えるのだが、その実いかに相手を思っているのかがわかる。
…いっそのこと、奪ってしまおうか。
元親の中に、黒い感情が渦巻いた。
「…っ、やぁ!?」
紅蓮の着物を剥ぎ、無理矢理捩じ伏せる。
帯を使って頭上に手を縛れば、涙目になっている紅蓮の姿は酷くそそられるものである。
「な、んで…」
「……上等」
答えてくれない元親に、紅蓮は悲しくなる。
もしや自分は、夜枷の相手にされているのだろうか。
そう、思わずにはいられない。
元親は紅蓮の首筋に口を近付け、ペロッと舐めた。
「ふっ……ぁ」
びくりと腰が砕けそうになる。
紅蓮は元親の頭を力の無い手で掴んだ。
「あ、やんっ……」
元親が乳首を摘んでぐりぐりとこね回すと、紅蓮は喘いだ。
「んっ…あ、ぁぁ…」
「戦場での勇ましさはどこにいったのか」
片方の手を、紅蓮の秘部に伸ばす。
「…濡れていないな」
元親は眉を少しだけ寄せ、秘豆を突いた。
「あっ…」
ビクッと紅蓮の身体が震える。
「感度は良いな」
「ふっ…ああっ、ま…っ、て」
「…無理な願いだな。俺は待てない」
これみよがしに秘豆を潰すように指で擦った。
「っ、あ、あうっ…や、やぁ…何か、おか、し…ぃ」
「こっちは起っているぞ」
「んっ、はぁ…ぁぁぁ!」
硬くなっている乳首を弾くと、また一段と反応する紅蓮。
「さらしなど巻いているくせに、乳は大きいな」
「やぁ、はずか、しぃ…」
イヤイヤと頭を頻りに振る紅蓮。
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