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Third

「あ、やっ……やぁっ!」

口を曲げ、震え出す三成にキスをする。

「怖いか?」

「っあ、……ああっ、ひっ」

恐怖に顔を歪める。

やはり、会社での事は恐怖を植え付けただけに過ぎなかったのか。

今日はここで終わるべきなのだろうか…


曹丕が身を引こうと身体をずらした時、拘束されたままの手で三成が腕を掴んだ。


「俺なら、だいじょ、ぶだ……してくれ、頼む…」


今にも泣きそうな表情で懇願してくる。

「そうか…」

髪を分け、慰めるように額に口づけを落としてやる。

「ひぁぁ……ん!」

曹丕は再び指を一本挿れ、中を掻き回す。

「あっ…………んは…」

三成は生理的な涙を流し、自分にのしかかっている男を見上げた。

夜空のような、綺麗な瞳。

「気持ち悦いか?」

曹丕は口の端を持ち上げ、三成の顔が羞恥の色に染まるのを見ながら、指を増やして行く。

やがて、自身を受け入れる準備が整う。

指を抜き、先端をそこに宛がう。

「怖かったら、私にしがみついていろ」

曹丕は三成の腕を解放し、自分の首に回させ、三成のナカに侵入した。

「あっ…あああっ!」

挿れるのはこれで二度目なのだが、処女のようにナカは狭かった。

「あ……はっ…ぁ…んあっあああっ、やっ…激しっ…っ」


ピストンを開始し、三成の悦い場所を探す。

奥のある箇所を掠った時、三成が腰を震わせた。

「っあああ!」

一際高く喘ぐその様を見て、曹丕はずっとソコばかりを突く。


「やぁ、やめぇっ……そこは……あうっ」

「嫌、ではなく悦い、の間違いだろう…?」

低い声で囁けば、更に声が高くなる。



妖艶たるその姿。

彼はどこまで自分を魅了すれば気が済むのだろうか…?


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