寧々斬様に捧げます☆
1111hits御礼♪
お題が自由だったとはいえ自由すぎるというかひどすぎる内容になりました。
あの国民的アニメと勝手にコラボ。
温かい目はご用意されてますか?
クオリティは低いですが大丈夫ですか?
青い猫は好きですか?
大丈夫な方だけLet's トリップ♪
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青い猫は好きですか?
「あったまテッカテーカ♪さえてピッカピーカ♪」
廊下にまで響く謎の歌。
その声に足を止めたのは平助だった。
平「・・・名前。それなんの歌だよ。」
部屋のふすまを開け放して大音量で歌っていたのは名前。部屋の壁にもたれかかって何かを持っている。
「あ、平す犬。」
平「犬じゃねぇ!・・その変な歌は何だよ。」
「知らない・・だと!?未来の世界の猫型ロボットを!!!!」
平「知らねぇよ。」
未来の日の本からきたというこの少女の発言に振り回されるのも慣れてきた今日この頃。
平助はだいぶ落ち着いた様子で部屋に入り名前の横に座り込んだ。
「平助も一緒に見る???」
平「それ、お前が持ってきたカラクリだろ。けーたいでんわ・・だっけ?」
「よく覚えてたね。」
平「遠くにいるやつと会話できるんだよな。」
「そうそう。だがしかし!こいつのスペックはそれだけではない!」
平「すぺ・・すぺっく?」
「ま、これ見てよー。」
名前は平助に携帯電話の画面を見せた。
そこに映っているのはドラえもんのアニメ。
平「うわっ。なんだこれ・・絵が動いて喋ってる・・。」
「アニメって言うんだよ。未来の日の本はこういうのがたくさんあって、世界的にも有名なんだよー。」
平「ふーん・・。で、これ、何。」
平助が指さすのはもちろん主役の青いやつ。
「ドラえもん。猫型カラクリ?」
平「いや、どこが猫なんだよ。しかもなんで話すんだよ?」
名前は一通り国民的アニメドラえもんについて説明をした。
キャラクターから設定から何から何まで。
平「じゃあこいつはこの男の子を助けるためにいろんなカラクリをだしてくれるんだな。」
「ま、さくっと言えばそうだよ。」
説明も終わったところで二人並んでドラえもん観賞が始まった。
最初は音や映像に驚いていた平助も少しずつ慣れ楽しんでいる。
「のび太はしずかちゃんと結婚するんだよ。」
平「そうなのか!?」
「このジャイアンは妹もいてー。」
時々名前が説明を入れてあげた。
平「未来の日の本の子供はこんなの見てるのか。」
座って見ているのに疲れてきた二人は畳に転がって画面をのぞく。
その距離は
極めて近い。
が、しかし。
全く気付かずに見続ける二人であった。
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