―平す犬と一緒―





隊「藤堂さん、どうかされたんですか?」





巡察帰り、藤堂の足取りが重い。





藤「あー…なんでもない…」





藤(普通に出迎えたりはしねえんだろうな…)





藤「よし!今度こそはっきり言ってやる!!」





隊「Σな、何をですか?」





藤「あ、わりぃ。こっちの話!さっさと戻ろうぜ!」





闘魂注入をし、藤堂は八木邸の門前を潜った。





「お帰りなさい!あ・な・た☆」





  ∩∩
 〜|∪|     (""
 ヘノ ノ    (⌒("
((つ ノ⊃≡≡(⌒;≡
 ̄ ̄ ̄(⌒(⌒;
ズザーーーーーッ!!





隊「Σ藤堂さん!?大丈夫ですか!!」





藤「…………大丈夫じゃねえ」





藤堂は突っ伏したまま隊士達に答えた。





「ねぇねぇ、まだ続きがあるんだけど。

…先に湯にする?夕餉にする?それとも…



ファイトいっぱぁぁつ!『Σ何だよその【ファイトいっぱぁぁつ!】ってのは!?』ん?知らないの?」





藤「知るかよ…はぁ…どっと疲れが出た…。あ、皆解散していいから…」





隊「Σは、はい!お疲れ様でした!……あの…そちらの方はもしや藤堂さんの縁の方ですか?」





藤「!!Σば、馬鹿な事言うなよ!///そんなんじゃねえって!!///」





「縁の方?縁の下の力持ちな感じ?」





藤「……全然違えし。あー、もういい加減大人しくしててくれよ」





「分かった分かった。近い内に嫁いできてやるから」





藤「Σ全く分かってねえじゃん!!」





神「あ、平助君お帰り〜。どうだった名前ちゃん?」





「悪くない反応だったけどいまいち刺激が足りないかな」





神「だから裸にエプロンだって言ったのに」





藤「Σ裸!?///何考えてんだよお前等!一体何がしたいんだよ!?」





主神「平す犬と戯れたい(キッパリ)」





藤「だから…Σそもそも犬じゃねえって言ってんだろ!!」





「いいえ。犬は皆そう言う。」





神「Mr.ポポ嘘吐かない。」





藤「……もう嫌だ…」





事の発端は二日前に遡る。


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