─藤堂の部屋─
藤「へぇ〜、俺と同い年か!」
四人で談話をしていると時を知らせる鐘の音が聴こえた。
神「あ、もう夕刻だから湯殿に行っとこっか。」
「まだこんなに明るいのに?」
神「言っとくけど電気ないよ?」
「あ…そっか」
沖「ちょっと待って。平助、僕が二人をみてるから先に湯に入っといでよ」
藤「え??…そうだな。そんじゃ頼んだぜ総司!」
沖「(ニコッ)ごゆっくり〜」
藤堂が部屋から立ち去ると沖田の笑顔が不純なものに変わった。
「…総司君、悪い顔になってる」
神「(ニヤッ)沖田氏、何を思い付いた?」
沖「楽しい事だよ」
「句集を盗むの!?///」
沖「そんなのいつも通りじゃない。そうじゃなくて…」
沖田は二人に耳打ちした。
「……それは是非やっときたい!///」
神「いいね!やろう!でもどうやってその流れに持ってくかだなぁ」
沖「それは僕と神威ちゃんで考えよう。取り合えず名前ちゃんは湯に行ってらっしゃ〜い」
「了解!行ってきます!あ、バスタオル…」
神「あるよ!(キリッ)」
「あるの!?やった〜☆」
その後名前は湯殿に向かった。
─湯殿─
藤「Σのわあああ!!何で入って来るんだよ!?///」
「そこに子犬がいるから!」
藤「Σ犬じゃねえっつうの!///」
「まぁまぁ、お背中流しま〜す。……意外と良い体してるね///」
藤「まじまじと見るなって!///あああ…もうどうにでもしてくれ…」
「はい!喜んで〜!///」
藤「喜ぶなよ……なぁ名前ってさ、こっちで行きたい場所とかあるか?」
藤堂の背中を洗う名前の手が止まった。
「……逢い引きってやつですか!?///」
藤「Σば、馬鹿!違えよ!///どうせ来たんなら楽しませてやろうと思っただけで…///」
(軽くツンデレ///)
「うーん、考えとくから決まったら連れてってくれる?」
藤「おう!任せとけっ!」
ニカッと屈曲の無い笑顔を見せる藤堂に萌えた。
「///…だったらお礼にこちらも洗わせて頂きます!///」
藤「へ?Σって待て待て!そっちはいいから!///『遠慮するな!///』Σお前は遠慮しろよ!///」
萌え隠しで何故か前の方も洗おうとした。