数日後。
「縁日楽しかったね〜!」
藤「そうだな。あの後神社に行って正解だったΣって何でお前入ってんだよ!!///」
前回の如く混浴中。こちらに来た翌日以来、藤堂と二人で出掛けるのが当たり前の様になっていた。
「気にしないで『するだろ普通!!///』そんな事より明日は何する?」
藤「はぁ…、明日は朝が稽古で夜は巡察。だから神威と遊んでろよ、総司も巡察だからさ」
ガラッ
土「平助か?お前誰としゃべっ…………」
藤「ひ────Σ土方さん!!」
「あら、イイ体///」
土方の腰に巻いた手拭いが落ちる様に願いながらガン見する。
土「何で女のてめえが…Σってどこ見てんだよ!?///さっさと出ていきやがれ!」
「嫌でーす(カコーンッ)Σうわっ!暴力反対!!」
桶を投げ付けられた名前はさすがに湯殿を後にした。
次に向かう先はただ一つ。
「あと2日しかないの!?だったらもっと弄りたい!もっとhshsしたいんだよ!」
神「禿同!!平助君は可愛いから弄りたいよね!」
沖「あのさー。夜、恋仲同士のいる部屋に来るのはどうかと思うけど?」
神威の部屋に来るともれなく沖田もいた。
神「花魁は前やったしなー」
沖「……僕を無視するなんて良い度胸『総司君なんかない?』……」
ドSには厳しく対応に当たる。
沖「弄りたいねぇ…。この際本当に平助を弄っちゃえば?」
主神「【本当に弄る】…?」
真剣な顔で二人に見つめられた沖田は苦笑いをする。
沖「真に受けないでよ、冗談だから」
「いや、これは神の一言かもしれない」
沖「え……。どう考えたって僕の一言だよね」
神「私達は初心を忘れていた気がする」
沖「ずっと忘れてなよ。どうせろくでもない初心でしょ…」
「よし、神威ちゃんも手伝ってくれる?」
神「そんな楽しそうな事手伝わない訳がないでしょ!任せろ!」
沖「あーぁ、僕知ーらない」
─藤堂の部屋─
神「平助君、願いを叶えてあげて」
藤「それはいいんだけどさ…………何で俺が縛られる事になるんだ?」
神「初心に返った。」
藤「Σ意味分かんねえよ!」
「神威ちゃん押さえ付けて!」
「任せろ!」
藤「Σ止めろー!!」
二人の手によって見事に縛られた藤堂は静かに布団に寝かされる。
「私さ────平ちゃんを抱き枕にして寝てみたかったんだよね」
藤「だ……駄目だろそれは!!///」
神「それじゃあ二人ともおオヤスミ〜☆」
藤「Σちょ、待てって神威ー!!」
無情にも閉められた襖を布団の中から睨む藤堂を名前はギュッと抱きしめた。
藤「名前!///」
「私そろそろ帰らなきゃいけないんだって」