「雨が降ってきましたね。」
「ああ、さっきまでの暑さが嘘のように心地よい・・ふっ、それは・・あんたと共に居られるからかな。」
「斎藤さん?」
「どうした?」
「だってあなたからそんな嬉しいお言葉を頂けるなんて・・。」
「そうか・・・俺はいつもそう思っているのだがな。」
そう言って私の髪を優しく撫でてくれる・・私の大好きな人。
新選組三番組組長 斎藤一・・京に住むものなら誰しも知っている壬生狼の・・中でも最強の剣豪と言われている人・・。
そんな人と私の出会いは・・・。
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