両側の騒動
「名前ちゃん、こっちおいで。」
「名前、こっちに行こうぜ。」
「いや、この状況はどっちにも行けないんですけど。」
なんていう不思議な状態でしょう。穏やかなはずの昼休み、大きい男2人に両腕を引っ張られてる私。自分でも驚く位冷静に自分の状況を見ているが私、どうしてこうなった!?
「七海くん、離しなよ。名前ちゃんと僕はこれから二人きりでランチするんだから。」
「名前は俺のなんだよ!!だから水嶋センセが離して下さい!!」
いや、私、これから月子とランチしたいんですけど。そんな呟きも二人の言い合いにかきけされる。てか、腕痛い。
「ふふ、俺のだなんて七海くん結構大胆なんだね?」
「!?ば、ばっか!!それはあれだ!!お、俺の幼馴染みって意味ですだ!!な?名前」
「あーうん」
意味ですだってなんだよ。しかし真っ赤な哉太可愛いなぁなんて思いながら軋みだした肩を懸念しつつ私は早く月子こないかなと意識を窓の外に飛ばした。
流れ星様へ相互記念として書かせて頂きました!こ、こんなんでよろしかったでしょうか…?とにもかくにもこれからよろしくお願いいたします!
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