ひきこさん:?


「ところで…2人はどのような関係で…?」

店の庭で手繋いで座ってたってマルとモロが言ってましたけど。
四月一日くんの言葉に紅茶を飲んでいた侑子さんはニヤニヤとした笑みを浮かべると私の隣に移動してきた。

「なになに?そういうこと?」
「違 い ま す よ 。真太郎は仲のいい幼なじみなだけですー」

幼い頃に真太郎と遊んでいたこと侑子さんだって知ってるくせに!
頬をつんつん突いてくる手を軽く押さえて真太郎を見ると何故か頭を抱えていた。
真太郎のことだからてっきり「違うのだよ!!」って全否定すると思ったけど。
ひきこさんに追いかけられて疲れたの?と聞くと、人事を尽くしたはずなのにどうしてこうなるのだよ…と見当違いな返事が返ってきた。

一体なんなのだよ…。
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