慈郎がテニスに誘ってきたので一緒にテニスをする事になった。
やっぱ丸井くんすげー!かっこE〜!とか言われて調子に乗ったらつかれたので休憩する事にした。

「ふう、どうよ慈郎、やっぱ俺天才的だろぃ?」
俺はガムを噛みながら慈郎を見る。
「うんうんっ!やっぱ丸井くんの技すげーし憧れる!」
面と向かって言われると少し照れる、俺はガムを膨らませた。
慈郎はポッキーを美味しそうに食べている。

「丸井くんもポッキーいる?おいC〜よ?」
「サンキュ、じゃあもらうわ」
俺は袋からポッキーを一本取り端っこを咥える。
チョコを舐めながら少しずつ食べていたら慈郎がもう片方を咥えてきた。

「っ!」
慈郎は俺が驚くのもおかまいなしに、どんどんポッキーをかじっていく。
そしてギリギリの所で止めて「キスしていい?」と聞くように俺の目を見た。
俺はこくりと頷く。
慈郎と口が重なる、口の中のチョコまで舐めとるように舌を入れられた。
やっと口が離れたと思ったら慈郎が抱きついてきた。
「丸井くん顔真っ赤だねー!かわE〜!」
「ばかっ…!言うなよ!照れるだろぃ!?」
照れてるのかわE〜と言われまたキスされた。
チョコの味がするねって二人で笑った。


end



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