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導入



「んじゃー3番が厨二発言!!」
「うぇww俺かよwwwww」
「勢いでやっちまえよ!」
「マジかよwww」

友人と王様ゲームをしていたときのことだ。たまたまそのとき俺が引いたのは3番で

「く、これ以上俺に近寄るな!!俺に宿りし神々の力が暴走する!!ぐあぁぁぁぁあ!!

…え、ちょ、誰か反応して…って、え?」
恥ずかしさに俯いていた顔を上げたら知らない街に居ました、…え?

意味がわからないまま取り合えず街の様子を見ていると腰に剣をさしていたり、いかにも強いですって感じなゲームでいう盗賊とか剣士とかな人々がいっぱいいました。

困ったときは宿屋だろ!!
体漁ったら見たことはないけど金っぽい紙幣的なのがあったし!!
持ち物を整理し、次にやることを決めた俺は知らない町中を歩きながら周辺を見渡していたのだが。
暫し歩いていると宿屋があったから入って適当に金を店の人に投げ(だって金額知らないし)、適当に空いてる部屋に入った。

部屋に入ると鏡があり、そこに写った姿に思わず二度見。

「これが俺かよwテライケメンwww背ぇ高えwつーかオッドアイとかお前wwww厨二病乙wwwwww」

写っていたのは190はあるだろう長身に藍色の背中の真ん中辺りまで伸びる髪、右目が蒼、左目が黄色のつり目ぎみな瞳、女子が騒ぎそうなイケメンになった顔に、黒いコートとざっくりと空いたVネックのシャツ、黒いスキニーパンツにブーツ、腰には剣がさしてある。
しかも顔をよく見ると左目には紋章的な何かが浮かんでいる。

「何々俺ゲームの主人公的なw?全体的にカッコいいなおいwwwww厨二病やべぇwwwwwwww」

よく見るとコートから出ている左手の甲から何か見えていたから腕を巻くって見ると左手の肘よりしたから手の甲にかけて目に入っている模様と同じものが刺青されている。
「何、俺強いのw?」


調子に乗って街散策してたらなんか男たちに絡まれたwうぇwwこういうときはあれか
「俺の左手が疼くぜ!」
ノリで厨二病発言したら左手の模様が光始めた。
え、え?
気付いたら周りを囲んでいた男たちが倒れていることに気づく

「…俺、最強じゃんw」

こうして俺はなんかよく分からないままめっちゃ厨二なイケメンになりました!オートで戦闘機能付きだからめっちゃ楽なのはいいけどワンピ世界なんて聞いてねぇって!!





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