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偶然でも何でもいい


執事になるにあたって多種多様な技術を身に付きてきたがその中には訓練している間に「これ必要か?」と思ったものも多くあった。
例としては爆弾処理や射撃訓練、変装技術etc.
必要か不必要かを判断するのは俺自身ではなく俺を育てた教官だったためその真意を問うことは出来ないが、なるほどここがコナンの世界観ならば確かに必要かしれない。原作コナンでさえも黒の組織なんて物騒な奴らや、射撃にカーチェイスと色々やっているのにプラスして映画版の9割で爆破も起こるような世界だ。
俺が仕えることになった園子嬢にせよ、ヒロインの親友故か事件に巻き込まれることも多いのだから…あ、それを防ぐのが俺の役目なのか?つまり爆弾処理やら何やらの物騒な技術は嬢を安全に暮らせるように守るためのものなのか…。

「うっわ大変すぎるだろそれ」
「城戸なんか言ったー?」
「いえ、お嬢様の聞き間違えにございます」

幸いなのが俺自身のスペックが高いことと育てられた環境によりそれがより高度な技術力によって確かな知恵と能力として身に付いたことか。
ただし、俺の役目はあくまでも嬢の執事であるから嬢の身の安全さえどうにかなるならそれ以外はどうでもいい。嬢の安全第一である。



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