「先輩のばぁか」
いつも私の前を走っていた背中は、いつの間にか消えていた。
大好きで仕方ない先輩が今いるのはサッカー部で私との接点はゼロになってしまった。
足を捻って走れない私は部活に参加できず暇を潰すために先輩を見にサッカー場に来ているのだけど、ここにいればいるほど先輩が遠い存在なんだと言うことをひしひしと感じてしまう。
なくなった背中。
涙でにじんでぼやけた視界に彼は映らない。
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