「私、待たないから。」
「………。」
黙ったままの伊作は、静かに目を閉じた。
待ってやってる分けじゃない。
「○○ちゃん、ちょっと辛いよ…」
「情けないわね。それでも男なの?」
意地悪く返してやれば、意地になった伊作が重い荷物を持ち直し始めた。
私が買い物しに町へ行くので、連れてきた荷物もちは以外に非力だった。
こんなんだったら文次郎つれてくればよかった。
「待ってあげないから。早く来なさいよ」
少し意地悪に言うと、すぐ追い付くから先に行っていいよと返されたものだから調子が狂う。
「バカ。団子屋で暇潰してるからゆっくり来れば。」
待っててやるわけじゃない。
暇潰しなんだからね!
なんだかいつもの私らしくなく、そう
叫んでしまった。
(○○ちゃんは、素直じゃないよね)
(なによ、伊作のくせに生意気な)
(そこがなきゃ可愛いのに)
(…ふんっ)
(拗ねないの)
(拗ねてないわ)
…あと書き………
ぐっだぐた(笑)
企画提出ように書いた没作品です。
文章がワケわからない!
とりあえず伊作くん好きだわ。