吹雪君は凄くずるいの。
優しくて、かっこよくて、サッカー上手くて、何やっても様になって、
女の子の心をすぐにメロメロにしちゃう。


彼女の私がいても、吹雪君は自分の良いところ少しも隠さないから、沢山の女の子が今日も吹雪君の周りを囲んでる。


凄く凄くそれが嫌だけど、吹雪君の素晴らしさは隠しても隠しきれないからこれからもきっと女の子は減らない。

他の子に吹雪君とられちゃわないか怖いよ…


だから、私に気がついて近づいてくれた吹雪君の手をギュッと握った。





2.誰にも渡したくなかったからで、





「吹雪君は誰にも渡さないの」


真剣な顔でそう告げる○○ちゃんに少し驚いたけど、凄く嬉しかったから、

「僕も、○○ちゃんを誰にも渡さない」

と言った。





(貴方は私のもの)
(君は僕のもの)

(C)確かに恋だった
http://85.xmbs.jp/utis/
『僕がきみの手を5題』



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