「セルティ、僕は思うんだ。」
昼下がり、いつも通り白衣を身に付ける新羅が、いつもと違い真面目な顔でこっちを見てきた。
何事かと真剣に聞いていると、どうやらどうでも良いことのようなので、先ほど入った仕事の準備に取りかかった。
「ちょっ、ちょっと待ってよセルティ…俺がどれだけ君を愛しているかって語っているのに!!」
『その話ならこの前も聞いた!』
「何を言うんだい?僕の愛は日々進化しているんだ…一日たりとも同じときはないよ…だから聞いてくれセ…イタイイタイイタタタ…影で頬を引っ張るのはやめてくれよ結構痛いんだよ?あっでもこれがセルティの愛の形なら私は、全力で受けイタイイタイっ」
『いい加減にしろ!!』
一生ループ
少し何かが違っても、
いつもと同じいつもの会話。