忍たまたちがくのたまたちに「ヤらせてください!」と言ってみたよ(そのまんま)。俺得カプ・下品・くだらない・マジでオチないの極致なのでご注意ください。知らん間に増えたりしてるやも。
ツイッターでフォロワーさんが語ってたネタをいいなぁって思ったのが元です(」゚Д゚)」<オカリシマシタ!!





【小平太と恵々子】

「恵々子さん、ヤらせてくれ!」

「どうして?」

「好きだからだ!」

「好きだからしたいんですか?」

「ああそうだ! 恵々子さんにいっぱいキスしたり、恵々子さんの胸を触ったり、恵々子さんの服を脱がしたり、恵々子さんの――」

「わかった、わかりました。それ以上は言わなくていいです」

「いいのか!?」

「先輩が私のことを好いてくださっているなら、私は本望です」

「恵々子!」

「きゃっ! あの、ちょっ……だからって乱暴にはしないでくださいね」

「努力する!」

(犬みたい……)


―――――――――――――


【久々知と亜子】

「亜子ちゃん! や、ヤらせてください!」

「えっ……!?」

「あ、いやその、駄目ならいいんだ! てゆーか駄目だよね、ごめん忘れてくれ!」

「い、いいですよ……」

「え?」

「私、久々知先輩となら……お豆腐プレイだって、小道具がお豆腐だって、むしろ久々知先輩×お豆腐だってかまわないんです……」

「亜子ちゃん!」


竹谷&鉢屋「爆発しろ」

尾浜「てゆーか兵助、なにかがおかしいことに気付いてないねー」


―――――――――――――


【鉢屋とユキ】

「ユキちゃん、ヤらせてください」

「その面の皮剥がしてから来いや」

「あっはっは、まったく手厳しいなぁ」


―――――――――――――


【伊作と卯子】

「うっ、うううう卯子ちゃん! ややや、ヤらせてください!!」

「…………」

「……あの? 卯子ちゃん何を?」

「いや、伊作先輩熱でもあるのかと思って。エイプリルフールにはまだ早いし……。あ、それとも穴に落ちた時に頭でも打ったんスか?」

「…………」

「? 伊作せんぱ――」

(ガシッ!)

「ひえっ」

「卯子ちゃん」

「は、はい……(うわ、先輩のこんな男っぽい顔初めて見る)」

「僕は熱があるわけでも、冗談を言っているわけでも、頭を打ったわけでもないよ。僕は卯子ちゃんのことが好きなんだ。だから、君の全部が欲しくて、触りたくてたまらないんだよ」

「い、伊作先輩? ひゃっ! え、いやっ、え!?」

「ちゃんと教えてあげる。僕の体で」


―――――――――――――


【仙蔵とナオミ】

「ナオミ、ヤらせてくれないか」

「…………」

「なんだ、その化け物でも見たような顔は」

「いや、とてもつもなく反応に困るんですけど……。なんですか、急に」

「そういう気分になった」

「気分でそんなことされちゃたまりませんよ。他を当たってもらえます?」

「私が相手では嫌か?」

「私、SMプレイとか無理なんで。縛りとか目隠しとか怖いんで」

「誰がそんなことすると言った」

「いや、イメージ的に」

「どちらかと言うと優しくするつもりだったが――、そこまで期待をされては応えないわけにいかないな」

「いやいや別に期待とかしてな……あのちょっとどこ触ってんですか、ていうかなに押し倒して――誰かぁー!!」

〜事後〜

(くっそぅ……結局優しかったし……なんか悔しい)


―――――――――――――


【食満としおり】

「しっ、しおり! ヤらせてくれ!」

「…………なにを?」

「だから、その……しおり、と、一つになりたい、んだ……(くっそなんだこの台詞!)」

「…………」

「し、しおり?」

「…………」

「おい、しおり?(フ、フリーズしてる)」

くるっ

「え?」

 脱兎の如く走り去るしおり。

「しおり!? おいちょっと待て冗談っ――い、行ってしまった……」

ガサッ!「残念だったな」
ガサッ!「馬鹿じゃねぇのか」
ガサッ!「もっと言い方ってものがあるよ、留さん」
ガサッ!「そうか? 私は直球でよかったと思うが」
ガサッ!「もそ……」

「仙蔵、文次郎、伊作、小平太、長次! オメーらそこでなにしてやがる!」

「覗きだ」

「自信満々に言うな!」

「しかし留さん、急にあんなこと言うなんて君らしくないね。どうしたんだい?」

「い、や、それ、は……」

「今さら照れたって仕方ねぇぞ」

「うるせーぞ文次郎! お、男は攻めの姿勢が大事だって聞いたから……」

「誰から?」

「利吉さん……」

「うわー(全員)」

(利吉さんねーわ)

「明日からどうやってしおりと会えば……」

「細かいことは気にするな!」

「気にするわ!」

「だが、案外心配はいらんのではないか?」

「何を根拠に……」

「勘だ」

「勘かよ!」


〜その頃のしおりさん〜

(どどどっ、どうしよう……! とっ、とりあえずお風呂。念入りにシャンプーしてリンスして、桜の匂いの石鹸使って……服も新しいのおろさなきゃ。あれ、こういう時って寝間着の方がいいのかな? ハッ、それよりどうしようこのお腹! こないだそうこに付き合って甘味処に行ったら太っちゃったんだよね……今から腹筋してマシになるかな、無理かな、いや無理よね。山本シナ先生に頼んでいい隠し方とか教えてもらおうか……うわー、もうどうしよう!)


―――――――――――――


【綾部と卯子】

「ヤってもいーい?」

「……とりあえずあたしはどこからつっこんだらいーんスか、綾部先輩」

「えっ、卯子さんが突っ込む方なの。わー卯子さんが男だったなんて知らなかったなぁ」

「なんでだよ! ちげーよ! わかってて言ってんだろテメェ!」

「こらこら、言葉が乱れてるよ、卯子さん」

「ぐっ……」

「ツッコミを入れる必要なんかないさ。僕はいたって本気だから」

「わかってんじゃねー……ゴホン! わかってるんじゃないスか。いや、てゆーかなんですか突然」

「いやぁね、いつも伊作先輩を思って夜な夜な枕を濡らしていたり、夜な夜な一人で自分を慰めて秘部を濡らしていたりする卯子さんを、僕が慰めてあげようかと思っモガ」

「ぎゃー! ぎゃー!!」

「モゴモゴ(これじゃ喋れないよ)」

「喋るな! てかなんでそんなこと知ってんのよー!」

「モゴ……(え?)」

「?」

パッ

「ほんとにしてるの?」

「へ」

「かまかけたつもりだったんだけど……」

「は、え、あっ、あ!?(カアッ)」

「……おもしろくなーい」

グイッ

「わ!」

「もう合意の上じゃなくてもいいや。伊作先輩より先に、僕が卯子さんをもらう」


―――――――――――――


【雷蔵とおシゲ】

「おシゲちゃん!」

「? 不破先輩?」

「そのっ――! ヤッ、ヤらッ……ヤ、ヤヤッ、ヤらせ……っ」

「?」

「あのっ、その……ヤら、せ、ヤッ、ヤッ……」

「どうしたんでしゅか? 不破先輩」(きょとん)

「ぐっ……!(なんなんだ、このすごい犯罪犯してるみたいな気分)…………いや、なんでもないよ、はは……」


―――――――――――――


【竹谷とあやか】

「ああああやかちゃん! ヤらせてくれないか!」

「……声裏返ってますよ、竹谷先輩」

「うっ……、そんなことつっこまなくても……!」

「急にどうしたんです、五年生の中での賭け事にでも負けて、罰ゲームの最中ですか?」

「なっ、何故それを!」

「やっぱり。まったくもう、いい加減子どもじゃないんですから」

「はい……」

「軽々しく誘ったりしちゃ駄目なんですから。本来なら子を作る行為なんだし、第一女の子に失礼です。女の子にとっては、そういうことってすごく大事で特別なんですから。つまり……」

「――たい……」

「はい?」

「やっぱりヤリたい! あやかちゃんと!」

「もっ、もう! ちゃんと話聞いてました!? 性交渉っていうのは――」

「わかってる。特別なこと、大事なこと、命が一つ誕生するかもしれないことだ。でもわかってくれ。俺は軽々しい気持ちで言ってるんじゃない。俺はあやかちゃんが好きだ。好きだから、あやかちゃんの特別になりたいし、大事なものがほしい。あやかちゃんに俺の子を産んでほしい」

「……仰っていることの重大さを理解されてます? 毒虫や毒蛇や毒蜥蜴を飼うのとはわけが違いますよ」

「わかってる。でも根本は同じだ」

「?」

「一度育てると決めたからには、最後まで面倒を見る!」

「…………」

「…………」

「……ふふっ」

「あやかちゃん?」

「私をペットと一緒にするなんて……ふふ、本当に仕方のない人」

(まあ、そこが好きなんですけどね)


―――――――――――――


【小松田と照代】

「北石先生! ヤらせてください!」

「いいわよ」
 
「へ?」

「ほら、するんなら早くしなさいよ。……なに、あたしからしてほしいわけ? まったくしょうがないなぁ、小松田くんは」

「え? あれ? あれれぇ?」

  ・
  ・
  ・

「あの、北石せんせ?」

「んっ、なに」

「僕が言うのもなんなんですけど、はあっ、あまりこういうのよくないと思うんです」

「誰が言い出したことよ」

「そうなんですけどぉ……北石先生、女の子なのに」

「女である前に、……あ、あっ、くノ一、だもの」

「……くノ一だから」

「う、ああっ」

「好きでもない男とも寝る? 望まれれば足を開く?」

「そ、うよ……仕事だもの。たとえ事務員だろうと、忍術学園の関係者である貴方と関係を持って、……はあ、パイプを作っておくのも必要かと思うわ」

「…………」

「小松田くん?」

「なんだろう……北石先生の言ってることよくわかるんですけど、でも」

ぎゅっ

「そんなのヤです。悲しいです。もっと自分を大切にしてください」

「……ほんと、小松田くんは忍者に向いてないなぁ」

「北石先生……」

「ほんと……ははっ、向いてないよ」

 隠したところで意味はないとわかっていたけれど、震える声も滲む涙も、この純粋無垢な彼には見せたくなくて、私は小松田くんの首にしがみついた。


―――――――――――――


【滝夜叉丸と山ぶ鬼】

「成績優秀、運動神経バツグン、戦輪を持たせれば忍術学園NO.1! 加えてこの美貌! もちろん私とお近付きになりたいという女子はごまんといる。毎日毎日恋文が跡を絶たぬ状態だし、私が道を歩けばみな目をハートにしてうっとり。しかしだな、私は女子なら誰でもいいなどという軽い男ではない。たとえどのような美女に言い寄られようと、心に決めたただ一人以外とは手も繋がぬ、口付けも交わさぬ、それ以上など以ての外だ。山ぶ鬼、これがどういうことかわかるか?」

「滝夜叉丸さんは一途な方なんですねっ」

「ああそうだ! こんなに美しすぎるのに女遊びの一つもしない! 素晴らしい、なんて素晴らしい男なんだ私は!」

「さっすが滝夜叉丸さん!」

「さらに言えば、私はその相手を大切にするし、幸せにするに申し分ない男だと思っている。山ぶ鬼はどう思う?」

「もちろんです! 滝夜叉丸さんならどんな女の子でも幸せにできると思います」

「そうだろう、そうだろう。して、山ぶ鬼。どういうことかわかるか?」

「へ? えーと……」

「わからんのか!?」

「はあ」

ひょこっ「滝はね」

「あれ、滝夜叉丸さんの同室の綾部 喜八郎先輩」

「喜八郎!? お、お前何故ここに!?」

「ヘタレな滝の背中を押しに。山ぶ鬼ちゃん、つまり滝はね、『だから私とヤらないか』って言ってるんだよ」

「喜八郎おおおお! お前なにをっ――」

「いいじゃん。あんな言い方で伝わるわけないんだから」

「だからってそんな言い方があるか馬鹿! こっ、こういうことはムードが大切でっ……」

「あれでムード作ってるつもりだったんならとんだ勘違いだよ。ほら、山ぶ鬼ちゃんが固まってる」

「それはお前の発言のせいだ! 山ぶ鬼、山ぶ鬼すまん。喜八郎の言ったことは気にするな。私はそのような――」

「わ、私……」

「?」

「滝夜叉丸さんなら……いい、です」

「!?!?!?」ボンッ

「わー、滝が爆発したぁ」

「わがしょうがいにいっぺんのくいなし……」

「なんか言ってる」

「きゃー! 滝夜叉丸さん!? 滝夜叉丸さーん!」

「ふむ。じゃあ僕は蛸壺掘りに行ってくるから、後はご自由にどうぞー」

「滝夜叉丸さん死なないでー!」

「ありがとうきはちろう……」


―――――――――――――


【文次郎とそうこ】

「おい、そうこ。ヤらせろ」

「……それ以上キャラにキモウザ成分プラスしてどうするんですか、キモンジ先輩」

「なんだとテメェこら! 誰がキモウザキャラだ! それを言うなら鉢屋とかのが適任じゃねぇか!」

「鉢屋先輩は公式ではわりあい普通の好青年ですよ。後輩の面倒見もよろしいし。二次創作上での扱いのみ、なんかウザくて不破先輩大好きなガチホモで、でも狡猾でいろいろ完璧すぎて悔しい! でも好き! なかんじの狐面の似合う侮れない系男子です」

「お前くわしすぎてキモい」

「あ、でも不破先輩大好きなのは公式もでしたね。あの二人っていったい……」

「細かいことは考えるな。なんか突き詰めるほど寒気がしてくる」

「立花先輩がドSなのも、二次でどんどん拍車がかかったからですよねー」

「あれは公式も大概そういう面出してるからだろ。投げ焙烙でバレーの時なんか、一人安全圏で実況中継してたり。まあそれを補うように、厳禁シリーズがある気がするが」

「潮江先輩、いつもあれ見て普段の恨みを晴らさんばかりに笑ってるんでしょうね」

「初めて見た時は笑いすぎで呼吸困難になって保健室に世話んなったから、帰ってきた仙蔵にバレてえらい目に遭った」

「わー……ナオミの苦労が知れるなぁ」

「突然二次の話に飛ぶな。だいたい公式に二人の絡みなど皆無――」

「やめてあげてください! 作者の耳が痛いです!」

「あーはいはい。まあ、ナオミちゃんがいいならいいと思うがな。俺はなんの干渉もせん」

「まあ、立花先輩って二次でもホモ以外、あんまり定まった相手いないからいいんじゃないですか? ね? 潮江先輩?」

「バカタレィ! ここは文そうコーナーだぞ!」

「今さら何をおっしゃる。まあ話を戻しますが、それらに反して潮江先輩は公式からすでにそんなんですからね」

「そんなんてなんだ」

「あれひどいですよ。登場するなり『ギンギーン!』って妙な鳴き声出して」

「鳴き声じゃねーよ!」

「それも台詞の8割『ギンギーン』だった回もあったでしょう。聴覚がやられるかと思いましたよ。あんなんだから“潮江=キモい”みたいな方程式が……」

「やめろ、俺だって好きで言ってるわけじゃない。台本の都合上、仕方がないんだ……。それ言うならお前だって、しんべヱとタメ張る食いしん坊キャラという尾鰭が――」

「くっ……、今ではすっかり浸透して……! だから潮江先輩に体重当てられるようなおデブキャラなんだ、みたいな!」

「ドンマイ」

「お互いに!」


(Q.これはなんですか?)

(A.ただの文そう舞台裏というか、作者の言いたいことぶちまけただけです)


―――――――――――――


【兵太夫とミカ】

「ねーねーミカちゃん、ヤろうよー」

「もーだめだったら! 兵太夫しつこいよ!」

「だって怒るミカちゃんもかわいいんだもん」

「もっ、もう……兵太夫だってかっこいいよ」

「わーい、うれしー。ね、しようよ」

「でもだめなの!」

「なんで?」

「あたし今日危険日だから」

「なんだ、そんなこと」

「そんなことって……!」

「大丈夫。僕、この先ミカちゃん以外と付き合うつもりないし、ミカちゃん以外を嫁にもらうつもりもないよ。子どもができたっておんなじ」

「兵太夫……」

「おいで、ミカちゃん」

「ん……」

ぎゅっ

「なんかプロポーズされたみたい」

「プロポーズしたんだけどね」

「兵太夫、大好き」

「僕も大好きだよ」


三治郎「――――で」

「ん?」

「いつになったら僕の存在に気付くのかな、君たちは」

兵太夫・ミカ「あーあはは、ごめんね、三ちゃーん」

三治郎(いい加減にして、このバカップル……)




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