||| plus alpha


自分の理想型というものを人が供給していれば、それで満足してしまえるものだ。さらに言ってしまえば、「それに近付けたい」「それを超えたい」と思ってしまう浅はかさで、結局身にもならない苦悶をしただけで終わる。自分を雁字搦めにして、くるくるピエロを演じて終わる。

だから、まあ、彼の板の彼の人が素晴らしすぎて、「こんなふうに書きたい!」と思う気持ちばっかり勝って自分には書けないってなるこの現象ね。書き方が違うんだから、それは当たり前なんですけどね。

最近の私は心理描写や人間の背景にばかり文字数を割いてしまって、情景描写だとかキャラの掘り下げだとかができてない気がする……っていうか違うんだよ!あの人の忍たまがすごすぎるのがいけないのよ!と堂々巡りする毎日れす…むずひ…。

こんなふうに書けたらいいな、の理想型で、チャレンジしたくなる意欲を湧かせてくれるものなんですが、書き出すと「うう…できぬ…」ってなる罠。思うに「これだ!」っていうものより「これのあそことあれのそんな言い方」をいろいろ吸収して自分のにするのがいいんじゃないか、って気がしますね。


話は変わりますが、最近綾部熱がきてます。ちょっと前まで綾部の魅力がいまいちわからなかったんですが、作法CDを聴いて「なんかかわいいよな」ってなって、それから綾部を見るたび「かわいい、綾部かわいいな」ってなってます。だからなのか、綾部への愛が募るにつれて、綾卯への愛も積もっています。綾部を恋愛させたい…イチャつかせたい…。「綾卯より伊卯が好き〜」とか言ってたわりに、最近は綾卯>伊卯になりつつあって……雑食怖い(ゴクリ)

綾卯はどうやってそこまで持っていくかが問題ですよね。伊←卯という前提が自分の中に立ちふさがって……。伊作への恋が報われない卯子を綾部がなにかとつついて、なんだかんだつかず離れず組んず解れつ(←)自分のものにしていったらいいんじゃないですかね。

でも一番好みなのは伊卯を成立させるために、卯子をことを好きだけど応援したり身を引いたりする綾部。なんの表情も示さないまま、「ほら、お行きよ」って背中を押す綾部…。うわあああん(ノ´Д`)

伊卯←綾のイメージソングは、一青窈の『ハナミズキ』かCoccoの『強く儚い者たち』だ!と一人考えながら生きてます。だれか私に綾卯ください。


March 16
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