| ||| plus alpha ふと考えついたネタです。もし自分にも前世とかがあったとして、それを忘れているのだとしたら、どこかなんでもない所でその頃の肉親や友人や恋人とすれ違っているのかもしれない。そう考えると、なんかなんともいえない気分になります。そうだったとしたら、思い出せなくてごめんねって思います。つまりは厨二病なんです。 小平太は社会人で、恵々子ちゃんは大学生くらいかな。小平太は学生時代バレーの名門校で全国大会とか出てたバリバリのスポーツマンで、今も会社に勤めながらたまに社会人バレーみたいなのに出てる。いつまでも現役ばり。でもなんでかプロにはならなかった。たぶん怪我とかそんなかんじ(ぇ) 会社勤めか体育の先生かで迷うところですが、私はスーツを少しラフに着こなした小平太と私服の恵々子ちゃんにすれ違ってほしいです。 小平太が心の中で「すまん」って言った時、恵々子ちゃんがふっと振り向いて彼氏に「どうかした？」って訊かれて「今、知ってる人とすれ違ったような気がしたんだけど……」って答えて、「気のせいだったみたい」って笑うんだけど、なぜかポロッと涙が出て「え？え？なんで？」ってなる。理由はわからないけど、心がぎゅっとする。そんなもうひとつのエピソードが繰り広げられてたら、私もう今日はご飯いらない(なにそれ) お互い、今はまったくタイプの違う人と付き合ってると思います。恵々子ちゃんはあんまりパッとしなくて特にかっこよくもないけど、とっても優しくて気配りのできる純朴な少年とほのぼのカップルやってて、小平太はどちらかというとハキハキした気の強そうな子(たとえるなら卯子ちゃん系)を丸め込んで…いや、心を通わせて三児のパパとかやってる。二人とも幸せ。恋人と家族を愛してる。だから全然かまわない。けれど、あの頃の気持ちは嘘じゃないし、大切な過去。それだけが完成された永遠。みたいなかんじ。 January 06 back |