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「も〜う!!やっぱり操縦できてないじゃん!!」
「俺のせいじゃねぇ!!」
ジン、ウォッカ、キャンティ、コルン、そして私は
只今パラシュートで降下中…。
ってか、パラシュートにぶら下がってるジン可愛い///
キャンティはというと、楽しそうに足をブラブラして遊んでる。
「キャンティ、それ、楽しい?」
「きゃははっ☆楽しいよ。コルンもやってごらんよ。」
すると、コルンまで足ブラブラし始めた。
地上に無事着地し、私達は家へ帰った。
「あ、見て!!」
ふと窓際で光るものが目に入り、私はジンとベランダに出た。
漆黒の闇に美しく輝く天の川だ。
「これからも俺のそばにいろよ。」
「え………?」
ジンの急な言葉に私は鼓動を激しく打った。
「人手が足んなくなるしな。」
と笑いながらジンは言った。
「それに…年に一度しか会えねぇ奴らもいるみたいだしな。」
天を見上げる。
年に一度なんて嫌。
夏の風が、部屋の笹の葉を揺らした。
『麗華とずっと一緒にいられますように』
『ジンとずっと一緒にいられますように』
END
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