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「うわあぁ〜!!」

私は今、目の前にある物に興奮しています!!

「久しぶりだねぇ。これ乗るの。」

「早く、撃ちたい。」

どうやらキャンティとコルンも一緒らしい。

そういえば、二人の仕事見るの初めてだっけ。

今回私は見物人。
みんなの邪魔にならないようにしなきゃ。

私達が今見てるのは、ヘリコプター。

一般人はめったに乗る事ができないものだ。

「これ乗るの?」

「あぁ。麗華は一番奥に乗れ。キャンティとコルンは麗華の前の席に。ウォッカは操縦席だ。」

ん???
…………んんん!?

「ま、まま、待って!!もしかして、ウォッカが操縦するの!?」

「あ!!麗華、俺にヘリの操縦なんて無理だと思ってんだろ!!」

「だって、無理でしょ。ウォッカにヘリの操縦なんて。私達死んじゃうよ。」

私が、きっぱり言うとウォッカは肩を落とした。

「こう見えても、ウォッカはいろんな乗り物操縦できるんだ。安心しろ。」

ジンがそう言うなら……

ウォッカってただのオカンじゃなかったんだね。




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