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「どこか行くの?」

朝からジン達が忙しそうにしてたので、私は聞いた。

「ノックだ。」

「ノック?」

「近ごろ殺される予定だった組織の人間が、組織に殺される前に何者かに殺されたんだ。」

そういえば最近、麻雀牌の連続殺人が起こってるって聞いたけど…

「まさか、その被害者の中に組織の人間が?」

「あぁ。しかも、持っていた組織のメモリーカードをその犯人に奪われたんだ。恐らくメモリーカードとは知らずに犯人が持ち去ったんだろ。」

ふぅん。
それで忙しそうにしてたのか。

「私も行く!!」

「お前は残ってろ。」

「やだ!…ジンと一緒にいたい///」

私がそう言うと、ジンは私から顔をそむけた。

「…好きにしろ///」

ジンにそう言われ、私は急いで支度した。

でも…
何だか今回の仕事、嫌な予感がする…



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