徒然 | ナノ




※長いだけの自分語り

2010/11/17 00:45(0)



初めてサイトを作ったのが、丁度三年前の昨日でした。夢小説サイトで、ジャンルは復活とかD灰とか戯言とかの、所謂混合夢。

その頃は今より文章がめちゃくちゃで、設定も美少女最強逆ハーだったりの支離滅裂な感じで、正直、今見ると顔から火が出そうです。日記でも変なことばっかり書いてて、だめな管理人でした。私も、一緒に書いていた相方も。

だけど、楽しかったです。時間が出来ればパソコンにかじりついて、好きな設定を思いえがいて、夢主絵なんて描き散らかして。初めて相互リンクのお誘いがあった時はすごくドキドキしたし、拍手がある度に嬉しくなって。お客様方はとっても優しい言葉をかけてくださり、相互様との交流もわくわくします。学校で友達と遊ぶより、よっぽど楽しみでした。

ですが私もジャンルが変わり、ヘタリアの別館、まあ、空ですけど…を作ってからは、そっちばかりを更新するようになりまして。気がつくとそのサイトはただカウンターが回るだけになりました。更新しようにも、文章も、好みも、ジャンル愛もそれほど…になっていて、全く進みません。ヘタリアから私は百合夢を書きはじめるようになりましたが、最初は男の子夢ばっかりで、女の子夢を書くとしても男主だとか、ただのギャグ程度の物でしたし。文章を修正して連載を完結させようとは思えど、新しい事にかまけて、そっちは疎かになっていました。

昨日。そのサイトを閉鎖しまして。トップからコンテンツを取っ払い、謝罪文とメールボックスだけ、設置して…。恵まれていたもので、キリ番リクエストも、まだたくさん残っていたのに。二年程何の更新もしていなかったので、そのお客様方が来ていたかどうかは定かではありませんが、そのことについては、本当に申し訳ないと思います。

相互様の大半は閉鎖や移転などされていましたが、まだ運営されていらっしゃる方にはメールボックスから文章を送りました。私から声をかけてリンクを貼らせていただいた方は、今も素敵なイラストを描かれていて、楽しそうにしていらっしゃいました。

反面教師とまでは言いませんし、言えません。私にとってあの頃の自分は思い出すも恥ずかしい馬鹿な子供でありますが、あの頃の私がいるからこそ、今の私という物があるのですよね。あの頃熱心に文章を書かなかったら今の文章力にはならなかっただろうし、あの頃同人にはまらなかったら素敵な方々ともお会いできませんでした。それに、何より、あの頃はとても楽しかった。今も勿論充実していますが、あの頃は本当に、何も考えず好きなことを目一杯やれていたような気がします。好きなだけ書いて妄想して喜んで。

黒霧朔という名前を今まで使ってきて、本当に良かった。何が変わってもそれだけは、昔と変わらないのですよね。あの頃の自分と同じように、今の私も、好きなことを好きなだけ書けていけたら良いな、と思います。ただ、すぐに飽きてしまう性格や途中放棄してしまうのは、直さないといけませんけど!
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