会話文 | ナノ


 トナカイさん



▽男バレマネ3年
▽クリスマス企画
▽かっこいい黒尾さんはいません






「けーーーんまっ!!」

研「名前……なに?」

「今日は何の日でしょうか!」

研「(あ、なんかめんどくさそう)」

「ちょっと、シカトはさすがに傷つくんだけど」

リ「名前さん何やってんすか?」

「リエーフ!」

研「(うわもっとめんどくなりそうな奴来た……)」

「もうこの際リエーフでもいいや!」

リ「?」

「リエーフ、今日は何の日でしょうか〜!」

リ「クリスマスっす!」

「大正解〜!!答えてくれたリエーフくんには、先輩からクリスマスプレゼントをあげよう!」

リ「え!マジっすか?!やった!」

「ほーらプレゼントのトナカイのカチューシャですよ〜」

リ「(え、いらない…!)」

研「(答えなくて良かった…)」

「どうしたのリエーフ?ほら付けなよ!」

リ「い、いやこれはさすがにちょっと…」

「どうして?絶対可愛いじゃん!」

リ「お、俺よりも研磨さんの方が似合いそうっすよ!」

研「ちょっとリエーフ俺に押し付けないでってば」

リ「だってトナカイはちょっと……」

研「俺だって嫌だよ」

「もうどっちでもいいから付けてよ〜!絶対可愛いからお願い!写真撮らせて!」

研「尚更嫌なんだけど」

リ「俺も写真はイヤっす!」

研「ていうか、クロに言えばいいじゃん」

リ「そうッスよ!名前さんに頼まれたら、きっと黒尾さん何でもすると思うッス!」

「ええ〜黒尾か〜」

黒「俺がなんだって?」

「げ」

研「ほら来た。後はよろしく」

リ「お、俺も夜久さんとレシーブ練しなきゃ!」

「あ!ちょっと2人とも!」

黒「名前チャン?どこ行くの?」

「むむ〜…黒尾が付けたって全然かわいくないだろうしなぁ〜」

黒「何の話か分かんねーけど失礼なこと言われてんのは分かるからね」

「クラスの子にトナカイのカチューシャ貰ったから誰かに付けてもらいたかったの」

黒「なんだそんなこと。」

「でも黒尾のは別に需要ない」

黒「いや俺だってそんな羞恥プレイはさすがに勘弁よ」

「可愛い後輩に付けて貰いたかったんだけどな〜。研磨とか、研磨とか、あと研磨とか」

黒尾「(どんだけ研磨に付けさせたかったの…)それであいつら逃げてったわけね」

「絶対可愛いから、待ち受けにしたかったのに…」

黒「それ研磨死ぬほど嫌がるやつだぞ。てか待ち受けにしてどうすんだよ笑」

「疲れた時とかしんどい時に見て元気もらうの」

黒「ふーん………」

「…なに」

黒「いや?ちょっとそれ貸して」

「だから〜黒尾のは別に需要ないって……」

黒「いいからいいから」

「?…はい」

黒「よいしょ」

「うわ、!ちょ、」

黒「うわ、お前可愛すぎねぇ?」パシャパシャ

「や、だめ写真撮っちゃ…!」

黒「あーこれはムリ俺の心臓がムリ」パシャパシャ

「黒尾ってば!ちょ、本当に…」

黒「こりゃサンタコスもいけそうだな…今度買ってくるか」

「うぅ、っう〜、も、やめ、!」

黒「うわ、お前顔真っ赤すぎ。照れてんの?かーわいー」

「え?ちょ、なんで肩掴んで…、」

黒「あ〜、待って想像以上に可愛すぎた、俺もう限界。ちゅーしよ、ちゅー」

「っは?、ちょちょ、待って何言って…、」

黒「こんな可愛いトナカイいたら普通食べちゃうデショ?ほら目瞑って」

「わ、ち、ちか、っ離れて、!」

夜「はい黒尾逮捕〜」

海「現行犯だな」

研「絶対こうなると思った」

「みんな!!!!」

黒「(くそ、あとちょっとだったのに)」

夜「名前気をつけろよ。こいつ年中発情期だから」

黒「名前限定のな」

「うるさいし黒尾なんてもうしらないっ!」

黒「えっ名前チャン…」

夜「自業自得だな」

海「研磨、通報ありがとう」

研「……いや。(なんで言っちゃうの…)」

「え、!研磨が海たちに言ってくれたの?!」

研「(ほらまためんどくさくなる…)」

夜「リエーフと一緒に来たと思ったら『名前がクロに食べられそう』ってな!」

「け、けんまぁ……!」

研「……」

「すき!だいすき!」

黒「ちょっと?!名前チャン今なんて?!それもちろん俺への言葉だよね?!」

「黒尾うるさい私が好きなのは研磨」

黒「や、やめて!俺のライフはもうゼロよ…!」

研「(俺は知らない俺は何も悪くない)」





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夢主への愛が止まらない黒尾さん。
かっこいい黒尾さんが書きたいのに書けない困った……
撮った写真は当たり前のように黒尾さんの待ち受けにされてると良い



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