SpecialShortStory
1st Anniversary!! - 3





 ルーン姐さん、女相手でもお色気全開だから悩殺されちゃうよ。
 なんだあの乳や尻は。どんだけスタイルいいんだよ。



「お〜い、あたしらの発表は?」




 あ、ゴメンゴメン。
 ……っ……ここ、関わりたくないな。



「何か言ったか……?」



 いえ、何も!(焦)
 では6位〜4位の発表です!




左から、
6位 サラ
4位 ディルク(魔王)
5位 リサ
です!(またまた順番ややこしくてすみません。学習能力のないやつです)



 コメントいただいてますー!



『サラちゃん、がんばれ!』


「ありがとうございます。私、がんばります!
……あの、このコメント宝物にしていいですか?」



 うんうん、大切にしなさい。
 かわいいやつめ。


 ………お? 
 ななななな、何でしょう?!




「私のコメントはどこだ」


 はい、こちらです! どうぞー!!




『やっぱり魔王なくして月と太陽は語れません!』
『悪の魅力がたまりません』


「ふん、当たり前のことを……。後で私のところへ来い。
……たっぷりと可愛がってやろう」


 おーい、大切なお客様に手を出さないで下さーい。
 ……怖っ! 睨まないで下さいよっ!!


「ねえ、いいからあたしのは?」



 ……だからここ関わりたくなかったんだよ。怖いんだよサラ以外の2人!


『やっぱりリサが1番めんこいです』
『リサ大好き〜』
『いろいろな事を経験してる大人な女性って感じで好きです』



「……ふふっ。当然〜。
このコメントもらって行くわ。
あなたのコメントのおかげで、あたし頑張れるわ。ありがとう」



 おー……、素直なリサでしたねぇ。サラも大切にするって言ってたし。


 ……って、アンタもかい。





丁寧に丁寧に折りたたみ、胸元にそっと仕舞う魔王。
見たこともない笑顔で。




 ………。

 ある意味もっとも恐ろしいもの見れましたね……。
 次、いきましょうか……。




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