SpecialShortStory
Summer,sunflower,and happiness - 3
「―――すっげぇ……」
ただただ、ほうけてるだけのあなた。
口を開き、汗を拭うこともせずにただ、見入ってる。
私達の前には、
視界いっぱい広がる、ひまわり畑。
どこもかしこもひまわり。
ひまわりだらけのこの場所。
「……ははっ、すっげぇなここ!
すっげぇデカイぜこのひまわり!」
くしゃり、と笑うあなた。
太陽に照らされ、満面の笑み。
この、ひまわりだらけの場所で。
ひまわりにも負けない程眩しくて、暖かくて、大きな笑顔。
一緒にいたかったの。
人生で一度しかない、この時この瞬間、この季節を。
一緒に、過ごしたかったの。
太陽のように眩しくて、
ひまわりのように暖かい、
あなたと一緒に。
「うりゃー」
「ちょ、やめろって……あははっ! くすぐったいって……!」
![](//static.nanos.jp/upload/k/kuro1021/mtr/0/0/20101114021107.jpg)
太陽の花のようなあなたが。
……大好き、だよ。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・Fin.〜・〜・
⇒後書き
夏を乗り切るべく書き上げた2人の物語……余計に暑くなっちゃいましたね(*´∀`;)ノ
ブラックの心からの笑顔、初めて書(描)きましたv
大好きな彼女とだったらこぉんな表情するのですねーww←暴露
夏は向日葵!
向日葵といえば彼!
という勝手な妄想話(笑)、少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです(^∀^)
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます♪
08.07.22〜08.09.13
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