SpecialShortStory
Summer,sunflower,and happiness - 3





「―――すっげぇ……」




 ただただ、ほうけてるだけのあなた。

 口を開き、汗を拭うこともせずにただ、見入ってる。






 私達の前には、



 視界いっぱい広がる、ひまわり畑。



どこもかしこもひまわり。
ひまわりだらけのこの場所。




「……ははっ、すっげぇなここ!
すっげぇデカイぜこのひまわり!」



 くしゃり、と笑うあなた。

 太陽に照らされ、満面の笑み。




 この、ひまわりだらけの場所で。

 ひまわりにも負けない程眩しくて、暖かくて、大きな笑顔。







 一緒にいたかったの。

 人生で一度しかない、この時この瞬間、この季節を。

 一緒に、過ごしたかったの。





 太陽のように眩しくて、

 ひまわりのように暖かい、



 あなたと一緒に。






「うりゃー」

「ちょ、やめろって……あははっ! くすぐったいって……!」





 太陽の花のようなあなたが。



 ……大好き、だよ。







〜・〜・〜・〜・〜・〜・Fin.〜・〜・






⇒後書き


夏を乗り切るべく書き上げた2人の物語……余計に暑くなっちゃいましたね(*´∀`;)ノ


ブラックの心からの笑顔、初めて書(描)きましたv
大好きな彼女とだったらこぉんな表情するのですねーww←暴露

夏は向日葵!
向日葵といえば彼!
という勝手な妄想話(笑)、少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです(^∀^)

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます♪





 08.07.22〜08.09.13  








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