SpecialShortStory
Can't reach the feeling. - 10+







 ―――あぁっ!!
 くつ、忘れたっ!!




道理で走りにくいと思った。などと、独り言を呟くリサ。
その顔は、意外にも笑顔だった。



「ほんっと、あたしもしつこいなぁ。
……でも、なんかスッキリしたし、いっか」



とりあえず、ともう片方のヒールも脱ぎ、完全に裸足で歩く。



早朝の、レイガス城中央塔。
リサの心地良い小さな歌声が響いた。




――木の上で寝ていた、銀髪の青年の心をも、掴んだ小さな歌声。


物語は、また紡がれていく。


銀髪の第二部隊隊長、シンをも巻き込んで。







―――――<終>―――――


⇒後書き


んだは〜!!
長かったね…、終わりました。リサの物語、<Can't reach the feeling>。
まだまだ、本編で彼女達の物語は続きます。


とにかく、ここまで読んでくれて本当にありがとうございますっ!!
ご意見、ご感想ありましたらどこからでもよろしくお願いします(≧∀≦)

ホントに、ありがとうございましたっ♪






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