Present
相互記念画オマケ話 - 4
俺は扉を手の甲で叩いて部屋の中に入った。
「どうかな? 変じゃないだろうか?」
照れた笑みを浮かべて三人の顔を順番に見渡した。
テーブルを囲んで三人ともソファ座りこちらを見返す。
一瞬冷たい眼差しが俺の体を通り過ぎていき、そして笑いの渦が巻き起こった。
「アンタってバカよね!」
リリアンは腹を抱えて笑っている。
俺は状況が飲み込めなくて間抜けな声を出すしかできなかった。
ちょっと冷静になって三人を見てみれば、すでに兄さんのTシャツは着てなくて各自の服を着ていた。
「あおいは……素直で……かっ、かわいい」
兄さんは笑いすぎて切れ切れに言葉を放つ。
ララは笑うのに一生懸命すぎて何も言えないようだ。
「俺をバカにするなー!!」
***
「するなー!!」
目を開けると三人の姿は消えていた。
夢、だったらしい。
ふぅと重く息を吐き、今何時なのかと思い時計に手を伸ばそうとしたら置時計の隣に何かが置いてわかった。
柔らからな綿の肌触り。
夢に出てきたあのTシャツであった。
「夢じゃなかったのかー?!」
End
゚・。+☆+。・゚・。
みよりちゃん、掲載の許可を下さってありがとうございました♪
そしていらぬことにオマケ絵も描いちゃいましたww
![](//static.nanos.jp/upload/k/kuro1021/mtr/0/0/20100915215819.jpg)
ザ☆いじられ坊ちゃん♪笑
相互ありがとうございます、これからもよろしくお願いいたします(*´∀`)ノ
- 24 -
[*前] | [次#]
しおりを挟む
【戻】