妹子に懐く子供と太子
※会話文のみ
「うわなまえ何でここにいるんだ」
「遊んでおじさん」
「だめだめおにいさんは忙しいんだ仕事で、聖徳太子だから」
「え、でも私知ってるよ。おじさん今日はブランコして遊ぶつもりだったでしょ」
「えっばれてる…じゃあ尚更ダメ!
ブランコするつもりだったからなまえは邪魔だ
ブランコひとつしかないし」
「わたしだって別にどうしてもおじさんと
遊びたいわけじゃないんだ。妹子おにいさんがいないからしかたなく」
「ちょっとまち何で妹子だけおにいさんなんだほら名前、太子お兄ちゃんだぞ」
「はやくあそべよくそが」
「ぐぬぬなまえめ〜いつかバチが当たるぞ痛い痛いツボ押さないで」
「おじさんブランコ押してよ、私が乗る」
「逆だろう私は聖徳太子だぞ、偉いんだよほら、冠位十二階とか定めたり」
「おじさんみたいなジャージは信じない」
「なにっ妹子なんてジャージ+ノースリーブだぞ、腕丸出しだぞ大して筋肉もないくせに」
「おじさんもないだろうが」
「あるよ、よし!よく見ておくといい!これが私の力こぶだ!」
「私には見えない。妹子おにいさんのがすきだ」
「ええーなんで」
「えー、ジャージ赤いし」
「そうかそうか、わかったすぐ取り替えてくるまってなさい」
「あそぶのがさきだろーが!!」
どかっ
「バビュッ」
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