はじまりの一言


前回のオークション騒ぎが落ち着いた頃
シャルのヤンデレ(笑)はスルーしたまま私達は次の仕事に移ろうとしていた。



「…というわけで、つぎの仕事は植木のボランティアだ!皆、地球の為にがんばろう!」


なんて団長である私が
声高らかに次の仕事内容を発表。
結果。



「そんなつまんねぇことやりたくねーよ!!」

「そうだそうだ!!」

「Boooooo!!」


このブーイングである。
一体何に不満があるっていうんだ!
団長命令は絶対なんだぞ!いや守られた事のが少ないけど。
これってどうなの、すでにルールじゃないよ!
あまりにもブーイングが多いので、段々面倒になってくる。
じゃああれだな、仕事はあと四年はなしだな。だって他になにも…


「……あ、」


私は、約束を思い出した。
わたしの、クロロになってはじめてのちゃんとした友人との
大事な約束。


「…団長?」

「…うん、植木のボランティアはまたの機会にしようか」


「じゃあ、何するんですか?」


首をかしげるシズクに、
私は今度こそ、みんなの納得するであろう団長命令を出した。


「世界中に散らばった、世界七大美色の1つ
緋の眼を全て此処にあつめろ」


さぁ、仕事開始だ。


130810
二万打ミキ様リクエストより



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