□世界観■
吸血種と人間の2種族が共存している世界。
この世界では同性同士でも結婚が認められている。
吸血種の方が寿命は長いが人間の寿命も結構長い。
老いることがゆっくりな世界である。
■伝承□
何百年に一人生まれる悪魔(ここでは吸血種のことを言う)に愛される子。
別名は愛子であったり花嫁であったりする。
16歳の誕生日にその謎の力を授かる。
悪魔を惑わす香りも誕生日にいきなり発生するらしい。
人間ではあるが王と共に在る為に寿命は長い。
吸血種の王とは愛子を手に入れる者のことである。
愛子が生まれたその時代で一番強いもののことを指す。
王として認められるには愛子の香りに惑わされない者であることが絶対条件。
王が死ぬと愛子も死ぬ。
□元老院■
実質的に政治などこの世界のルールを司るもの。
予知をする者などが居る。
この元老院には愛子を守るための宝具が代々伝わり受け継がれているらしい。
しかしその宝具を使ったことがあるのは今から1500年程前らしい。
■契約□
恋人の契約、血の契約とも呼ばれる。
この契約を交わすと吸血種は相手の血を飲むことができる。
吸血種よりも非力な存在である人間は血が少なくなりすぎると死んでしまうので
契約を交わせるのは深く心を通わせている者たちだけ。
相手を絶対に死なせたくないと思いあっている者たちに認められる。
それを判断するのは元老院お抱えの魔術師たちで申請すると判断しに現れる。
ちなみに吸血種同士でもできるし吸血種と人間でもできる。
人間同士はまず血を吸うという行為をする必要がないので契約はない。
□吸血行為■
吸血種は血を定期的に吸わないと死んでしまう。
契約をしている者は交わした相手の血を定期的に飲むことができる。
その為動物の血を取るために数人のグループで狩りに行く。
学生が狩りに行くには5人以上のグループで教員が3名同伴の上で許可される。
若い吸血種は力が暴走しやすく見境が無くなるかもしれないからである。